10月26日、半導体メモリー大手のキオクシア株式会社の四日市工場「第7クリーンルーム棟」の竣工式が行われました。
今回の「第7クリーンルーム棟」は、第7製造棟の第一期工事に該当し、今後第二期工事が予定されています。
総投資額は1兆円規模となり、半導体メモリーの世界最大規模の工場として更なる生産能力の強化が図られます。
国も今年7月に、今回の四日市工場への投資に最大929億円の助成を行うことを発表し、国の重要な施策として半導体産業の発展や半導体サプライチェーンの強靭化を図ろうとしています。
当「第7クリーンルーム棟」では、スマートフォンやパソコン等の記憶媒体の「第六世代」と呼ばれる世界最先端となる162層の3次元フラッシュメモリーが生産されることになり、四日市工場の生産能力はこれまでの1.3倍となります。
半導体メモリーの世界最先端技術の開発、世界最大規模の生産が四日市市で行われていることに、市民として誇りに感じます。
キオクシア㈱四日市工場は、1992年の発足から今年で30年を迎えます。
この30年間、四日市地域の経済活性化、雇用の拡大、税収増等、様々な面で本市にご貢献頂いています。
今後も四日市工場が、世界の半導体メモリーを牽引する拠点であり続けて頂ける様に、四日市市としても出来る限りの支援をしていきたいと思います。
四日市市は引き続き、地域産業の活性化に向けた取り組みを力強く推進していきます。