四日市市では、現在、名古屋で認知度が高い人気アニメ「八十亀ちゃんかんさつにっき」のヒロイン『八十亀ちゃん』を起用し、名古屋をターゲットに積極的なシティプロモーションを展開しています。
四日市市が6月に名古屋市・四日市市で実施したアンケートにて、以下の結果が出ています。
・名古屋市民の4人に1人が四日市の街のことを知らない
・名古屋市民の半数が、四日市に興味がない
・名古屋市民の半数近くが、四日市に行ったことがない
・名古屋市民の7割近くが、四日市は名古屋圏だと思っていない
・四日市市民の半数が、四日市市は名古屋圏だとは思っていない
この結果を見ると、四日市市にとっては厳しい結果となっていますが、一方で、以下のことも言えます。
・名古屋市民の4人に3人が四日市の街のことを知っている
・名古屋市民の半数が、四日市に興味がある
・名古屋市民の半数近くが、四日市に行ったことがある
・名古屋市民の3割超が、四日市は名古屋圏だと思っている
・四日市市民の半数が、四日市市は名古屋圏だとは思っている
この結果を利用し、今回のプロモーションを展開しています。
実際に四日市市から名古屋に通勤、通学している方は、7,000人を超えており、産業においても石油化学コンビナートや半導体産業等、当地域の重要な拠点を担っています。
そして、リニア中央新幹線の開通を見据え、日本の大きな中心となる名古屋との連携を強めていくことが、今後の四日市市の発展を考える上で重要なことと言えます。
なお、令和2年度からスタートした四日市市の今後10年間の方向性を示す「総合計画」では、四日市市は東海エリアの西の中枢都市として存在感を高めていくという方針を示しています。
こういった方針と連動して、現在、四日市市は名古屋へのシティプロモーションに力を入れています。
具体的には、名古屋での人気キャラクター『八十亀ちゃん』を前面に出し本市の魅力を紹介するWEBページの立ち上げ、名古屋駅周辺の主要サイネージでの動画配信(第2弾が本日9月26日から始まっています〔10月2日まで〕)やインターネット広告を実施しています。
≪【どうする四日市】八十亀ちゃんが四日市の魅力を考える特設サイト≫
また、10月1日(土)13:00~14:00には、安藤正基氏(「八十亀ちゃんかんさつにっき」原作者)、東海ラジオアナウンサー 源石和輝氏を招き、名鉄百貨店本店・本館8階「TSUTAYA ブックストア」にて、思う存分四日市市について語って頂くトークイベントも開催します。
どなたでもご参加頂けますので、是非お越し下さい。
こういった今回の現状を逆手に取ったマーケティング手法が功を奏し、既に、新聞では朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、中部経済新聞、中日新聞、テレビでは、中京テレビ「キャッチ」、名古屋テレビ「どですか」、NHK名古屋「まるっと」(放送予定)で取り上げられています。
シティプロモーションは、先ずは知ってもらうこと、そして興味を持ってもらうことが重要になります。
多くの方に四日市市の情報に触れて頂く機会をつくっていくことが必要です。
そこから、如何に四日市市のファンを増やしていけるか。
今回のシティプロモーションでは、多くのメディアに取り上げられており一定の成果はあったと捉えていますが、引き続き、東海エリアで存在感を発揮出来る四日市市を目指し、まちづくり、そしてシティプロモーションに力を入れていきます。