9月1日(木)から、四日市市で2路線目となる『連節バス』の運行が始まりました。

 

 『連節バス』が導入される路線は、「近鉄四日市駅」と「キオクシア四日市工場」を結ぶ路線となり、三重交通が運行しています。

 

 連接バスの運行日は、平日(月~金曜日)の朝夕1便ずつで、月曜日の朝、金曜日の夕刻は通常の路線バスでの運行となります。

 

 近年のキオクシア四日市工場の拡張により、通勤等による当工場へのアクセス需要が高まっています。

 

 また、現在、キオクシア四日市工場では第7棟の建設を進めており、第7棟が完成し、稼働が始まると更なる通勤者の増加が見込まれます。

 

 今年の4月には、三岐鉄道が連節バス「サンサン シャトル」の運行を「近鉄富田駅」~「キオクシア四日市工場」間でスタートしています。

 

 今回の三重交通の連節バスは、現在、伊勢市内で運行されている連節バスの兼用となり、平日は四日市市で、土日は伊勢市を走ることになります。

 

 今回運行される連節バスも、通常の路線バスの約1.6倍の定員となることから、社内混雑の緩和、効率的な輸送によるCO2排出量削減等の環境負荷の軽減効果が期待されます。

 

 今回の連節バスの運行は、当路線の輸送力を大きく高め、利用者の利便性向上に繋がります。

 

 そして、人手不足で運転手の確保が難しい業界にとっても、運行効率を上げることが出来るので、大変有用な取り組みとなります。

 

 県内でも四日市市と伊勢市の2市しか走っていない連節バスが、本市内で2路線運行されることになったことは、大変嬉しいことです。

 

 これからも、四日市市は公共交通の充実に向けて、民間企業と力を合わせて様々な取り組みを進めていきます。