四日市市では、大規模地震や豪雨等で災害が発生した場合に備えて、消防団にその特性を活かした特殊任務隊となる『水上バイク隊』、『バイク隊』が6月1日から発隊しました。

 

≪水上バイク隊≫

 三重県内では初めて、全国では3消防団目の発隊となります。

 

 本市において豪雨によって河川が氾濫するなどの大規模な水災害が発生した場合に、早期に救出活動等を実施することを目的とします。

 

 活動内容は、水上バイクを活用して人命救助や住民避難を行います。

 

 隊員は、水上バイクを操縦出来る伊勢湾マリーナの従業員6人となり、同マリーナ所有の水上バイクを使用します。

 

 平成30年7月に発生した西日本豪雨では、倉敷市真備町で水上バイクが救助活動で活躍した前例があります。

 

≪バイク隊≫

 三重県内では2消防団目、全国では63消防団目の発隊となります。

 

 発生が危惧されている南海トラフ地震等の大規模な地震が発生した場合に、早期に情報収集等を実施することを目的とします。

 

 活動内容は、バイクを使用して情報収集、物資搬送及び避難誘導を行います。

 

 隊員は、地区分団及びサルビア分団の中から選出し8人となり、隊員所有のバイクを使用します。

 

 自然災害の激甚化、頻発化が進む中、消防本部、消防団と連携を図り、様々な局面に対応出来る体制を整え、四日市市の災害対応力を高めていきます。