四日市市では、現在、近鉄四日市駅周辺からJR四日市駅までの中央通りを中心とした約1.6kmのエリアを対象に、『中心市街地再開発プロジェクト』を進めています。

 

 この『中心市街地再開発プロジェクト』は、様々な事業が組み合わさり、四日市市における何十年に1度のビックプロジェクトとなっています。

 

 例えば、近鉄四日市駅のバス乗り場の一元化によって交通機能の強化を図る国直轄事業となる『バスタ四日市』、スターアイランド跡地への『新図書館』、それらと近鉄四日市駅を直結する『ペデストリアンデッキ』の設置。

 

 更には、国道1号線からJR四日市駅までの中央通りにおいて民間の力を活かし人々の回遊性を高めた憩いの空間創出、JR四日市駅付近の再開発等、様々な事業が並行して進んでいきます。

 

 

 そういった大規模事業が行われることから、中心市街地では、スマート化を推進するための都市空間の整備が可能な状況にあります。  この機会を活用し、現在、中心市街地のスマート化に向けた取り組みも並行して進めています。

 

 そして、四日市市では近未来のスマートシティの構築を目指し、『四日市スマートリージョン・コア実行計画』を3月に策定しました。

 

 『四日市スマートリージョン・コア実行計画』には、中央通り周辺へのローカル5Gの整備とそれを活用したサービスの展開、自動運転車両の運行をはじめとしたマルチモビリティの導入、スマート図書館、スマート街路灯の整備等、そして、メタバースを活用し3D都市モデルの構築等、様々な取り組みを盛り込んでいます。

 

《四日市スマートリージョン・コア実行計画》

https://www.city.yokkaichi.lg.jp/www/contents/1648455003806/files/keikaku.pdf

 

 今回の『中心市街地再開発プロジェクト』は、全国の先進モデルとなるスマートシティの構築といった大きな目標も掲げています。

 

 四日市市は、東海エリアの西の中枢都市として、人々を惹きつけ、魅了する都市として発展していく為に、まちの顔となる中心部の機能性を高め、魅力あるまちづくりをダイナミックに展開していきます。

 

 市民の皆さんの誇りに繋がるワクワクするような中心市街地を創っていきます。