4月1日から、四日市市で初となる『連節バス』の運行が始まりました。

 

 路線は、近鉄富田駅から四日市大学・四日市看護医療大学を経由してキオクシアを結ぶ三岐鉄道が運行する「四日市大学線」で、朝2便、夕方6便が運行されています。

 

 『連節バス』の愛称は「サンサン シャトル」で、一般公募で決められました。

 

 「サンサン シャトル」には、三岐の「サン」と太陽の「サン」の意味があり、太陽の光を連想させる車体の色と相まって、街を明るく照らす太陽のような愛される存在となることへの思いが込められています。

 

 「サンサン シャトル」は、長さ18mで、通常の路線バスの約1.6倍となる110人程度が乗車出来ます。

 

 近年、キオクシア四日市工場への通勤の方が増加しており、通勤時には近鉄富田駅西口が大変混雑する状況が続いていました。

 

 更に、現在、キオクシア四日市工場では第7棟の建設を進められており、第7棟が完成すると更なる通勤者の増加が見込まれます。

 

 今回の連節バス「サンサン シャトル」の運行は、当路線の輸送力を大きく高めるものとなることから、通勤、通学の利便性向上に大きな期待を寄せています。

 

 また、人手不足で運転手の確保が難しい業界にとっても、運行効率を上げることが出来るので、大変有用な取り組みとなります。

 

 私も、3月18日に行われた「三岐鉄道 BRT連節バス運行出発式」に出席し、「サンサン シャトル」に乗車させて頂きました。

 

 乗り心地も良く、無料Wi-Fiを利用出来たり、充電用のUSB端子も各席に設置されていたりと非常に快適に乗車出来る環境が整えられていると感じました。

 

 これまで、県内では伊勢神宮でしか連節バスが走っていなかったことから、県内でも非常に珍しい公共交通となります。

 

 是非、多くの方に連節バス「サンサン シャトル」をご利用頂ければと思います。

 

 これからも、四日市市は公共交通の充実に向けて、民間企業と力を合わせて様々な取り組みを進めていきます。