今回のブログでは、「新型コロナウイルス感染症」に関する最近の「ワクチン接種」、「保健所対応」について、取り上げていきます。
【ワクチン接種】
現在、市内高齢者の85%以上の方が3回目のワクチン接種を済ませており、市民全体の接種率は40%程度となっています。
その第3回目のワクチン接種において、4月18日から個別接種にて使用するワクチンを「モデルナ社製」から「ファイザー社製」に切り替えます。
四日市市では、第3回目のワクチン接種を、原則、集団接種では「モデルナ社製」、個別接種では「ファイザー社製」を用いる方針としていましたが、国からのワクチン供給状況を踏まえ、2月末頃から一時的に、個別接種においても「モデルナ社製」ワクチンを用いていました。
しかし、ここへ来て、個別接種で利用出来る十分な「ファイザー社製」ワクチンの供給見通しが立ったことから、これまでの方針を転換しました。
そして、各医療機関では4月4日から、「ファイザー社製」ワクチンの予約受付が開始しています。
これまで、集団接種、個別接種共に、「モデルナ社製」ワクチンしか選択して頂くことが出来ませんでしたが、今後は個別接種にて「ファイザー社製」ワクチンを選択して頂くことが出来ます。
選択肢が増えることにより、第3回目のワクチン接種率が高まることを期待しています。
≪新型コロナワクチン3回目接種≫
https://www.city.yokkaichi.lg.jp/www/contents/1637283974837/index.html
【保健所対応】
また、国は、オミクロン株が潜伏期間と発症間隔が短いという特性があることからオミクロン株が主流の間は、全ての感染者に対する濃厚接触者の特定を実施せず、同一世帯内や重症化リスクの高い方が入院・入所している施設を対象に濃厚接触者の特定や行動制限を含めた積極的疫学調査を重点的に行うことを可能とする方針を示しました。
こういった国の方針に基づき、3月25日から三重県(四日市市保健所を含む)では、以下の対応としています。
◎従来通り濃厚接触者の特定や行動制限を行う範囲
同一世帯、ハイリスク施設(重症化リスクの高い方が多く入所・入院する福祉施設・医療機関)、保育所、幼稚園、こども園等。
◎濃厚接触者の特定や行動制限を行わない範囲
事業所、中学校、高等学校(保健所が必要と判断した場合を除く)。
◎特定された濃厚接触者の待機期間
原則7日間(8日目解除)ですが、4日目及び5日目に薬事承認された抗原定性検査キットを用いた検査で陰性を確認した場合は、5日目から解除可能。
なお、陽性者においては、無症状の方は7日間、症状のある方は10日間の待機期間となっています。
様々な対応が、その時々の状況によって変化していきますので、ご注意下さい。