前回のブログでは、四日市市役所における令和4年度の組織・機構について触れましたが、今回のブログでは、令和4年度の人事について取り上げます。

 

 令和4年度を迎えるにあたっての、職員異動は1054人となり、昨年度の848人と比べると大規模な人事異動となりました。

 

 これは、令和3年度に実施予定であった「三重とこわか国体・とこわか大会」の中止が決定され、両大会に係る任務が終了したことによって『スポーツ・国体推進部』を廃止したことに起因します。

 

 多くの職員を抱えていた『スポーツ・国体推進部』を廃止したことにより、大規模な組織・機構の再編を行いました。

 

 『シティプロモーション部』の再編等の主な組織の見直しについては、前回のブログでも取り上げています。

 

≪【四日市市役所/令和4年度組織】スポーツ・文化を『シティプロモーション部』に編入し取り組み強化等≫

https://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12735979933.html

 

 今年度の職員配置のポイントとしては、引き続き、新型コロナウイルス感染症対策への対応が必要なことから、令和3年度と比べ、新型コロナワクチン接種を担当する「新型コロナウイルス感染症対策室」の人員を5人増の13人、兼務職員を56人増の86人とし、新型コロナウイルス陽性者等への対応を行う「保健所 保健予防課」の人員を7人増の26人、兼務職員を37人増の87人とし体制を増強しています。

 

 更に、前回のブログにも記載しましたが、都市整備部において、中心市街地の再開発プロジェクトの専門部署となる「市街地整備課」を設置し体制や人員を強化しましたし、シティプロモーション部のスポーツ課に新たに「ハーフマラソン準備室」を設け、今年度に四日市ハーフマラソンのプレイベントとなる「四日市コンビナート夜景ランフェスティバル」の開催、そして来年度の「四日市ハーフマラソン」に繋げていきたいと思っています。

 

 また、総務部総務課に「働き方改革推進室」を設置しました。

 

 コロナ禍の影響で業務が増え、執務時間が増加傾向にある中、職員のワークライフバランスの充実を目指し、業務のデジタル化という視点も活用し、各部署の業務改善、負担軽減に積極的に取り組み、働きやすい職場「四日市市役所」を目指します。

 

 そして、今年度も女性職員の積極的な登用を行いました。

 

 所属長以上の職(部長、次長、課長)にあたる女性職員数が28人となり、過去最多となりました。

 

 また、女性管理職は80人となり、前年度から6人減少しましたが、女性管理職率は20.7%と20%を維持しました。

 

 令和3年度の水準で、女性管理職率は国で6.4%、都道府県で11.8%、市区町村で16.5%となっており、全国的に見て四日市市は高い割合となっています。

 

 今後も、女性が働きやすく、キャリアを重ねられる職場を目指していきます。

 

 元気都市四日市を目指し、職員が一丸となり、各業務に取り組んでいきます。