4月1日から、令和4年度が始まりましたが、四日市市役所では大幅な組織・機構の見直しを行っています。

 

 最も大きな組織変更となったのは、『シティプロモーション部』の再編です。

 

 今年度から、スポーツや文化に関わる部署を『シティプロモーション部』に編入し、これまでの取り組みに加え、スポーツや文化とシティプロモーションとの連携を図り、本市の魅力向上の大きな財産としてまちづくりに活用していきます。

 

 具体的には、『スポーツ・国体推進部』「スポーツ課」、『市民文化部』「文化振興課」、『教育委員会』「社会教育・文化財課」が『シティプロモーション部』に移管しました。

 

 今回、『教育委員会』『市民文化部』にまたがって実施されていた文化行政に関する事業が『シティプロモーション部』「文化課」に一元化されることになり、市民の皆さんに対してもより分かり易い組織となります。

 

 本市の優位性や魅力となり得る素材、事業等を所管する部署を『シティプロモーション部』に集約することにより、スポーツ・文化活動を通じた地域振興や情報発信を更に推し進め、活気あるまちづくりの推進を図っていきます。

 

 更に、文化財・地域の文化遺産の魅力を市内外に発信し、伝統文化の保存継承や観光資源としての活性化を図り、シビックプライドの醸成につなげていきます。

 

 加えて、「スポーツ課」内に四日市ハーフマラソンの開催に向けた準備業務を担う「ハーフマラソン準備室」を設置し、本市で初めてとなるハーフマラソンの実施に向けた体制をスタートさせます。

 

 一方で、これまで、『シティプロモーション部』が所管していた「広報マーケティング課」を政策広報を更に充実させ、市全体の政策・施策発信機能をより強化し、市を代表する広報機関としての位置付けを鮮明にする為に、『政策推進部』へ移管しています。

 

 また、市全体の危機管理の統括機能を強化する為に、これまでの『危機管理監』を『危機管理統括部』へと名称変更すると共に、「危機管理室」も「危機管理課」に名称変更し、同課に「危機管理企画グループ」、「地域防災支援グループ」を設置しています。

 

 このことで、危機管理体制の強化を図り、個別避難計画の作成や地区における訓練の推進等の新たな課題に対応していきます。

 

 また、『都市整備部』では、これまでの「市街地整備・公園課」を「市街地整備課」と「公園緑政課」に分割し、中心市街地の再開発プロジェクトの専門部署を設置し、大幅な業務量の増加に対応していきます。

 

 今回は主だった組織・機構の見直しを取り上げましたが、その他にも多くの組織再編を行っています。

 

 新たな四日市市役所体制で、元気都市四日市を目指し、職員が一丸となり取り組んでいきます。