本日、1月4日から、2022年の市役所業務が始まりました。
四日市市役所では、新型コロナウイルス感染症対策や年末年始における分散休暇の取得促進の為、昨年から、仕事始めの日に課長級以上の管理職を一堂に会し実施している「仕事始め式」を行わず、全職員への市長訓示の動画配信を行っています。
今回の訓示では、引き続き市役所が一丸となって「新型コロナウイルス感染症対策」に取り組んでいくこと、一方で現在、街の未来を創る大きなプロジェクトが数多く動いており、市民の皆さんに希望や勇気を提供出来る市役所になろうという内容を中心に取り上げました。
以下に、訓示の要旨を取りまとめました。
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2022年スタート、明けましておめでとうございます。
年末年始、新型コロナウイルス感染症の対応等に当たられた職員の皆さん、ありがとうございました。
今年も新型コロナウイルスとの戦いは続く。
昨年の第5波襲来の際には極めて厳しい状況にあったが、市役所が一丸となりコロナ対応にあたることが出来たと考えている。
各部署の仕事はあるものの、コロナ対応を優先し、市民の命、安全・安心を守る為に全職員が尽力してくれた。
四日市市役所が一つになれたと感じている。
皆さんにはとても感謝しています。
新たな変異株「オミクロン株」の広がりが懸念される中、引き続き、緊張感を持って、コロナ対応にあたっていきたい。
実際に年末年始に本市においても市内で新規陽性者が発生している。
私達には、2年間の大きな経験がある。
県内唯一の保健所政令市としての使命を確実に果たしていきたい。
昨年の経験から、私たちは様々なことを学び、成長出来た。
引き続き、役所内の連携を強め、この困難を乗り越えていきたい。
四日市市役所の力なら必ずやれると信じている。
また、1月から3回目のワクチン接種が本格化してくる。
初めての経験となる1,2回目の接種では、暗中模索の中、突き進んできた。
私たちはこれまでの経験を活かし、市民の皆さんに速やかに接種して頂ける様に取り組んでいきたい。
これも担当部署任せにするのではなく、市役所が一丸となって対応していかなければならない。
一方で、徐々に社会活動、経済活動が戻ってきている。
様々な行事が再開され、街中にも人が戻って来ている。
それらの活動を行政としてしっかりとサポートしていかなければならない。
コロナに負けない取り組みを推し進め、来る限り日常を取り戻したい。
様々な市民活動を支援は勿論、行政としてもこの2年間、守りの期間であったが、今年はその発想を大きく変えて、四日市のポテンシャルを十分に発揮できる攻めの行政運営をしていきたい。
行政が先頭を切って、街に活力を注ぎ込んでほしい。
また、今年の前半には「プレミアム付きデジタル商品券」が20億円の予算を投じ、全国的にみても最大規模で実施される。
やるからには、中途半端の規模ではなく、徹底的に地域経済を底上げできる規模で実施していきたい。
行政主導で地域経済を立て直すきっかけを提供していく。
一方で、コロナの先にある明るい光が徐々に見え始めている。
本市は、中心市街地の再開発プロジェクト等、街の未来を変える大型の事業が目白押しである。
今年の前半から中央通りの工事が始まる。
いよいよ四日市が生まれ変わる事業が目に見えてくる。
本市には、明るい大きな希望や可能性を抱えた街である。
この希望を確実に形に変えていく責任が私達にはある。
今年は、「コロナの先にある希望を形にしていく年にしたい」。
また、今年の4月には、令和4年4月4日、正に四日市市の日を迎える。
こういった機会も活かしながら、明るい話題を提供してきたい。
市民の皆さんに希望や勇気を与えられる行政でありたい。
その為には、我々が希望や確固たる信念を持たなければならない。
四日市市なら出来るし、その体力は十分にある。
三重県、東海エリアを牽引する自治体であり続ける。
我々なら出来る!
更なる元気都市四日市を目指し、共に力を合わせて頑張っていきましょう!
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