皆さん、明けましておめでとうございます。

 

 昨年は、新型コロナウイルス感染症対応に奔走した1年でした。

 

 第5波を乗り越え、落ち着きを取り戻しつつありましたが、変異株「オミクロン株」がじわりじわりと広がりを見せる中での年明けとなりました。

 

 オミクロン株には最大限の警戒が必要です。

 

 県内で唯一保健所を有する市として、四日市市役所では全職員が一丸となり、陽性者への対応、感染防止対策の推進にあたっています。

 

 第5波の経験や反省を踏まえ、市役所の対応能力は日々、向上しています。

 

 新規陽性者数の水準と市役所職員の応援体制においても明確なルールを設け、現在、速やかな保健所応援体制が実現出来る状況にあります。

 

 令和4年においても、市民の皆様の安全・安心、そして命をしっかりと守っていける体制を一層強化していきます。

 

 そして、本格化してくる3回目のワクチン接種においても着実に遂行していきます。

 

 一方で、コロナの先の明るい未来が見えてきている面もあります。

 

 まちには賑わいが戻りつつあり、社会、経済活動も徐々に再開されています。

 

 ただし当面は、コロナが完全に終息することは期待出来ませんので、共存しながら如何に日常を取り戻していけるかを模索していかなければいけません。

 

 四日市市としても、感染拡大防止策の徹底を推し進めながら、様々な活動を全力でサポートしていきます。

 

 その中でも影響が大きい取り組みとして、今年前半に、全国でも最大級の規模となる「プレミアム付きデジタル商品券」事業〔発行額70億円規模〕を実施します。

 

 市独自の取り組みで、地域の経済対策を大規模に展開していきます。

 

 その他、引き続き、まちの未来をつくるビックプロジェクトが進められます。

 

 昨年に国の事業化が決まった「バスタ四日市」を含む、『中心市街地再開発プロジェクト』は今年の前半に近鉄四日市駅の西側(市民公園前付近)から中央通りの工事が始まります。

 

 また、JR四日市駅周辺の活性化に向けて、駅と連結した新たな建物の検討にも入っていきます。

 

 更に、スターアイランド跡地における「新図書館」の整備についても近鉄ホールディングスとの間で一定の方向性を出していきたいと考えています。

 

 コロナの先にある希望を形にしていく一年にしていきます。

 

 この1年も、東海エリアの西の中枢都市として地域を牽引する元気都市四日市を目指し、全力で職務を全うしていきます。

 

 本年も宜しくお願い致します!