国は、令和4年度末までに、ほぼ全ての国民に『マイナンバーカード』が行き渡ることを目標としています。

 

 四日市市でも、国の方針に合わせ、現在43%程度の申請率について令和3年度末に60%、令和4年度末に80%という目標を設け、『マイナンバーカード』の普及、取得促進に向けて、様々な取り組みを進めています。

 

 今年の10月20日からは、『マイナンバーカード』の健康保険証利用が開始されました。

 

 現時点で、市内にて40程度の医療機関・調剤薬局での利用となっていますが、今後、順次利用出来る医療機関等が増えてくることが見込まれます。

 

 また、四日市市では全国のコンビニエンスストアでの各種証明書の発行サービスを実施していますが、当サービスも『マイナンバーカード』が必要になります。

 

 更に、今後、強力な普及促進策として期待しているのは、国が実施を予定している『マイナンバーカード』取得者を対処とした最大2万円のマイナポイント付与事業です。

 

 スケジュールや詳細については国の方針決定や国会での審議を待つことになりますが、一定規模の金銭的インセンティブが与えられる取り組みとなるので、今後、『マイナンバーカード』の交付申請の増加が見込まれます。

 

 こういった流れを受けて、四日市市では申請後に『マイナンバーカード』を受け取る交付窓口の増強を本日、12月6日から実施しています。

 

【『マイナンバーカード』臨時窓口移転リニューアル】

 

 これまで、市役所本庁舎1階玄関横に臨時交付窓口を5窓口設置していましたが、12月6日から「じばさん三重3階」へ移動し、8窓口へと増設しました。

 

 「じばさん三重」の開館スケジュールから、水曜日は定休日になりますが、土日含めて8:30~17:15の間(19:00までの延長の場合あり)、フル稼働します。

 

【ショッピングセンターなどでの申請サポート】

 

 市役所からも積極的に市民の皆さんに『マイナンバーカード』の取得促進について積極的に啓発していこうと、11月末から休日の大型ショッピングセンター等を会場として、申請用の写真撮影や申請方法の説明など申請をサポートしています。

 

 そして、サポートを受けていただいた方には、ノベルティをプレゼントしています。

 

 会場は、「アピタ四日市店」「イオンモール四日市北」「イオン四日市尾平店」「イオンタウン四日市泊」「四日市自動車学校」「四日市南自動車学校」「確定申告会場(じばさん三重)」で、令和4年3月末までを予定しています。

 

【出張申請受付】

 

 『マイナンバーカード』の申請希望者が5人以上見込まれる企業や地域団体等を対象に職場などを市職員が訪問し、本人確認を行ったうえでその場で申請を受け付けています。

 

 出来上がった『マイナンバーカード』は、本人限定受取郵便もしくは書留郵便でご自宅へ郵送するため、市役所に出向くことなくカードを受け取ることが出来ます。

 

 申請頂いた方にはノベルティをプレゼントしており、更に、20人以上取り纏めて頂くと、お一人につきクオカード1,000円分を差し上げています。

 

 その他に、12月からコールセンターの増強、1月から市民課、地区市民センターにマイナンバーカード関連業務にあたる職員を追加配置します。

 

 なお、令和3年10月末時点の、『マイナンバーカード』の申請率ですが、全国:46.28%、県内市町平均:45.38%、四日市市:42.73%となっており、本市の申請率は全国、三重県平均を下回っています。

 

 体制強化の下、今後、更なる市民の皆様への『マイナンバーカード』の普及、取得促進に向けて、市役所が一丸となって精力的に取り組んでいきます。