新型コロナウイルスに関する新規陽性者数は8月下旬をピークに減少傾向にあるものの、9月11日現在で依然四日市市に650人もの入院調整中を含む自宅療養者がいらっしゃいます。

 

 三重県の病床使用率や宿泊療養施設の使用率も、依然高い水準にあることから今後も一定数の自宅療養者の発生が避けられません。

 

 四日市市では、病床確保の責任を担う三重県に対し、全県下での病床数の更なる拡大及び、市立四日市病院の協力意向と協力して頂けるホテルの状況を伝え軽症者が入ることが出来る宿泊療養の拡大等を要請しています。

 

 また、四日市市としても保健所を有する市として、出来る限りの取り組みをしていくという方針の下、四日市市独自に自宅療養者への対応、サポート強化策を行っています。

 

 先日は、医療機関での陽性判明時に、自宅療養者に対して医師の判断でその場で「パルスオキシメーター」を貸与する取り組みを9月13日から開始すると紹介しました。

 

《【四日市市新型コロナ対策/自宅療養者への対応強化】陽性判明時にその場でパルスオキシメーターを貸与》

https://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12696968499.html

 

 そして、今回は、8月下旬から運用を開始している『医師等による自宅療養者への健康観察の実施、拡充』を紹介します。

 

 現在、自宅療養者には保健所から毎日電話等で健康観察を行っています(1日1回を目安としていますが、陽性者の状態等に応じて複数回対応しています)。

 

 8月中旬~下旬に新規陽性者が急増した際には、これら毎日の

健康観察の電話対応も含め、非常に逼迫した状況となりました。

 

 この状況を早急に改善し、市民の医療体制への不安の解消を図る為、四日市医師会と四日市市保健所看護職等とが連携を図り、陽性者へのフォローアップ体制を構築し、運用を開始しています。

 

 具体的には、健康観察を保健所からだけでなく、医師が必要と認めた自宅療養者には医療機関からも実施してもらっています。

 

 このことにより、健康状態に応じ診察、薬の処方、訪問看護の導入といった対応や病院への受診、入院等の必要性について、医療機関と保健所が互いに情報を共有することが出来ています。

 

 そして、自宅療養者にとっても保健所の看護師からの電話のみならず、医師からの電話があることにより、安心に繋がっています。

 

 当健康観察へ協力して頂いている医療機関ですが、当初は数ヵ所の医療機関から始まりましたが、現在では約70の医療機関で健康観察に協力して頂いています。

 

 現在、三泗地区で約90の医療機関が新型コロナウイルスの患者対応を行って頂いているので、今後も協力医療機関を広げていきます。

 

 新型コロナウイルス対応として、国・県・市とそれぞれの立場で、出来る権限が限られていますが、四日市市としては保健所政令市として、市民の皆さんに安心・安全をお届け出来るように最大限の取り組みを職員が一丸となって今後も展開していきます。