四日市市では、今年度から防災情報の伝達手段を強化する為、災害情報アプリ『四日市市Sアラート』の運用を開始しました。

 

 『四日市市Sアラート』アプリをスマートフォンにインストールして頂くと、災害時の警報や避難指示といった緊急性の高い情報を適時に受け取ることが出来ます。

 

 『四日市市Sアラート』は防災行政無線の機能も有しており、市内のエリアを指定して頂き、当該エリアで防災行政無線が使用された際に、同じ放送をスマートフォンから音声で流すことが出来ます。

 

 これまで、災害時に避難等を呼び掛ける際に、対象エリアにおいて防災行政無線での放送を行ってきましたが、雨風が強い中、防災行政無線から放送があっても対象者に情報が届きにくいという課題がありました。

 

 今回の『四日市市Sアラート』アプリの導入により、市民の皆さんのスマートフォンが防災行政無線となり、四日市市からの避難情報等が確実にお届け出来ることになります。

 

 マナーモードでも最大音量で通知する設定にも出来ますし、内容を音声で再生も出来ます。

 

 昨今の災害は大規模化、頻発化しており、急な避難行動が求められるケースが想定されます。

 

 是非、『四日市市Sアラート』アプリをご活用下さい。

 

《防災情報アプリ「四日市市Sアラート」のインストールについて》

https://bousai2.city.yokkaichi.mie.jp/home/yokkaichi-s-alert.html

 

 また、四日市市の広報等でも既にご案内させて頂いておりますが、今年の5月20日より災害対策基本法が改正され、市町村が発令する避難情報が大きく変わっています。

 

 これまで、警戒レベル4であった「避難勧告」と「避難指示」が「避難指示」に一本化され、「避難勧告」は廃止されました。

 

 これまで「避難勧告」の発令されていたタイミングで「避難指示」が発令されることになり、警戒レベル4の「避難指示」の段階までに避難を行うことが必要となります。

 

 なお、避難といっても、避難所への避難が全てではありません。

 

 自らの居る場所の状況によって、上階への垂直避難や親戚や友人宅等への避難も含め、安全な状況に身を置くことを日頃から想定しておいて下さい。

 

 避難場所を考える上で、四日市市が作成している「ハザードマップ」をご活用下さい。

 

《四日市市防災情報》

 

 今年も、大雨の被害が全国で発生しており、更に、今後台風の季節に入ってきます。

 

 命を守るという強い思いを持って、防災対策に取り組んでいきましょう。