国は6月10日に、群馬、石川、熊本の3県について6月13日に『まん延防止等重点措置』の対象から外すことを決定しました。

 

 一方で、三重県への『まん延防止等重点措置』は、従来通り6月20日まで続くことになりました。

 

 その上で、三重県は県内の対象地域から、四日市市を除く11市町を13日までで解除し、14日から20日までの期間は、県内では四日市市のみが『まん延防止等重点措置』の適用を受けることとなりました。

 

 四日市市における直近の新規感染者のデータを見ると、直近1週間の感染者数は昨日、本日と国が示すステージ3〔感染急増〕の基準を下回り、『まん延防止等重点措置』発出の水準を下回っており、日々の感染者数は減少傾向にあります。

 

 ただし、依然、県内の新規感染者の一定割合を四日市市が占めている状況が続いていることや現在も市内感染者の入院者等が100人近く存在すること等から、三重県の当判断をしっかりと受け止めていきたいと思います。

 

 四日市市での感染者数が減少すれば、三重県全体の感染者数が減少する状況でもあることから、残り1週間、継続した自粛を市民の皆様に求めることとなりますが、最後の1週間となる様に、オール四日市で確実に市内での感染者数を抑え込んでいきたいと思います。

 

 三重県が定めた『まん延防止等重点措置』では、事業者の皆様に対し、飲食店、結婚式場に対して20時までの時短営業、そして酒類の提供、カラオケ設備の利用を行わないことが要請されています。

 

 また、県民の皆様に対しても、県境超える移動の自粛に加え、県内においても「生活の維持に必要な場合を除き、日中も含め、外出や移動を避ける」ことが要請されています。

 

 そして、四日市市としても、6月20日まで以下の市独自の措置を継続します。

 

 『市主催行事の開催』において、可能な限り中止または延期を検討し、やむを得ない場合には「無観客または、100人以下且つ収容定員の半分以下の参加人数を目安にする」ことを条件に開催を行うこととします。

 

 また、『市公共施設の運営』においては、引き続き、感染リスクが高い大人数・長時間の会食となる以下の施設については休業とし、市内公園内での飲食を禁止します。

 

・南部丘陵公園 デイキャンプ場

・四日市スポーツランド デイキャンプ場

 

 市公共施設の貸館については、既に予約を受け付けている団体等においては、引き続き、午後8時で利用を終了するよう利用者に対し協力要請を行う一方で、6月20日までの新規の貸館手続きを全ての施設で停止します。

 

 三重県全体の感染者を抑え込んでいく為にも、市民の皆様のご協力を宜しくお願い致します。