四日市市では、新型コロナウイルス感染症の長期化により厳しい経済状況にある『ひとり親世帯』への支援を継続的に行っています。

 

 四日市市は、昨年の6月に『ひとり親家庭等生活困窮対策給付金』(児童扶養手当受給者に対して児童一人3万円)の給付を実施しました。

 

 その後、国は「ひとり親世帯臨時特別給付金」の給付を決定し、一定の条件に該当する方に、昨年度に2度、第1子5万円、第2子以降児童一人につき3万円の給付を行いました。

 

 その際に、四日市市は、国の「ひとり親世帯臨時特別給付金」の対象から外れた約2割弱のひとり親世帯に対して、市独自での支援制度を創設し、市内の全ひとり親家庭に支援が届く体制を整えました。

 

 そして、今年度、国は再度『低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金』を設け、以下の条件に該当するひとり親世帯への3回目となる給付金(児童1人につき5万円)の支給を決めました。

 

≪国の「低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金(ひとり親世帯分)」給付対象者≫

①児童扶養手当受給者(令和3年4月分の受給者)

②公的年金給付等を受けていることにより児童扶養手当の支給を受けていない方

③新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変し、直近の収入が児童扶養手当の対象となる水準に下がった方

 

 これに対応し、四日市市では、これまで同様、広くひとり親世帯を支援するため、本市独自の給付金として『四日市市子育て世帯生活支援特別給付金』を設け、国の給付金の対象とならなかったひとり親世帯等(全体の2割程度)について、児童1人につき3万円の支給を行います。

 

 国の「低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金(ひとり親世帯分)」に該当する児童扶養手当受給者については、5月21日に児童扶養手当振込口座にへの振込を予定しています。

 

 一方、国の「低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金(ひとり親世帯分)」の児童扶養手当受給者以外の方や『四日市市子育て世帯生活支援特別給付金』の該当者については、対象者や振込口座の特定が必要となることから、申請が必要になりますので、6月から受付を開始し、順次振込を行います。

 

 なお、昨年度の「ひとり親世帯臨時特別給付金」の受給者の方には、6月上旬に個別に案内を送付させていただく予定です。

 

 ご不明な点がありましたら、四日市市役所子育て世帯生活支援特別給付金担当(059-325-6955)までお問い合わせ下さい。

 

≪四日市市HP:子育て世帯生活支援特別給付金(ひとり親世帯分)について≫