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《3月8日の市内の新型コロナ感染者情報》

 3月7日に実施した新型コロナウイルスに関する検査の結果、3月6日に続き、2日連続で市内感染者が確認されませんでした。

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 三重県が主体となり実施している医療従事者を対象とした新型コロナワクチンの優先接種が、市立四日市病院にて本日(3月8日)から開始されました。

 

 今回、市立四日市病院に配分されたワクチンは1箱で、当院の医師、看護師、医療技術員975人への接種が始まりました(市立四日市病院の優先接種対象者は1,400人程度)。

 

 四日市市では、既に羽津医療センターにて医療従事者への先行接種が始まっています。

 

 市内には1万人超の医療従事者がおり、今後、順次ワクチン接種が進んでいくこととなります。

 

 一方で、四日市市が主体となり実施していく高齢者向けのワクチン接種ですが、先日の国の発表により4月の状況が見えてきました。

 

 国は、各都道府県に4月5日の週から順次高齢者向けワクチンの出荷を始めます。

 

 三重県には、1箱975回分のワクチンが、4月5日の週に2箱、4月12の週に10箱、4月19日の週に10箱、4月26日の週以降に全ての市区町村に行き渡る数量の出荷が予定されています。

 

 今後、三重県が、4月5日の週~4月19日の週に掛けて県に届く22箱の各市町への配分を決定します。

 

 その後、四日市市ではその配分量に応じて、高齢者への接種スケジュールを確定していくことになります。

 

 ただ、現在発表されている国の出荷予定から推定すると、4月中に四日市市に届くワクチン量は多くても数箱(数千人分程度)となります。

 

 四日市市では、クラスター対策等の考えから、高齢者・介護施設入所者から優先的にワクチン接種を行う予定です。

 

 本市は、県内で最大の人口となることから、高齢者は約8万人、その内、高齢者・介護施設入所者は約5,000人となります。

 

 つまり、4月に本市に到着分のワクチン量では、高齢者・介護施設入所者約5,000人の接種を終えることが出来ません。

 

 このことから、高齢者・介護施設入所者以外の高齢者の方へのワクチン接種は5月以降となります。

 

 従って、これまで集団接種の会場の候補としている施設「あさけプラザ」「橋北交流会館」「総合体育館」「三浜文化会館」「ヘルスプラザ」については4月以降の貸付予約を止めていましたが、予約の見合わせは5月以降とし、4月中の貸付予約を再開することとしました。

 

《四日市市HP:市施設にかかる新規貸付予約の受付見合わせ時期の変更と市立四日市病院における新型コロナワクチン優先接種の開始について》