四日市市と㈱FIXERは、市内企業におけるAI、IoT等の新技術の活用促進や、市内企業における人材不足の解消、テレワークなど多様な働き方の推進、そしてDX(デジタルトランスフォーメーション)の実行を支える人材の育成に繋げるため、令和2年5月に「高度IT人材育成にかかる連携協定」を締結しています。

 

 ㈱FIXERは、クラウドの導入・設計から24時間365日の運用、監視・保守までを一貫して提供する等、各種クラウドソリューションを提供しており、運営する「クラウドAIスクール四日市」が日本で11拠点の日本マイクロソフトのクラウド技術者育成拠点に選ばれています。

 

 この連携協定に基づき、来年度の事業化を目指して、この度四日市市は、㈱FIXERと共にパイロット講座『四日市市クラウドアプリ開発入門講座』を開講することになりました。

 

 当講座は、年齢層別に分かれ、勤怠管理や安否確認等に関するクラウドアプリの作成を学びます。

 

 応募資格は、市内在住者、在勤者、在学者で、無線LANを使用できるノートパソコンをお持ちの方となります。

 

 募集人数は、20~34歳、35~49歳、50歳以上の3つの年齢層で10名ずつの計30名となります。

 

 場所は、ユマニテクプラザで、無料で受講頂けます。

 

 今回のパイロット講座のターゲットは、20歳以上で無線LANを使用できるノートパソコンをお持ちであれば、市内在住者、在勤者、在学者は誰でも応募出来ます。

 

 つまり、ITスキルを問わず、アプリ作成を学ぶことが出来る講座となります。

 

 幅広い方に受講して頂き、どの層で最も効果が発現するかを分析した上で、ターゲットを絞り来年度に本格的に事業化を予定しています。

 

 就職氷河期等の就労支援、企業内の高度IT人材の育成等、多くの可能性を持っている『四日市市クラウドアプリ開発入門講座』です。

 

 応募は、㈱FIXERのHPからとなっています。

https://school.cloud-config.jp/contact-yokkaichi-cloud-app-application/

 

 応募期間は10月30日までとなっていますので、ご興味のある方は是非応募下さい。

 

 なお、定員を超える応募があった場合は、応募者の属性を踏まえ受講者のバランスを考慮し、選抜させて頂きます。

 

 公民連携の「クラウドアプリ講座」は、全国的にも珍しい取り組みとなり産業都市四日市としての新たなチャレンジになります。

 

 確実に、地域の高度IT人材育成に繋げていきたいと思います。