本日(7月15日)、三重県が発表した県内延べ51例目の新型コロナウイルス感染者(愛知県)が、一時四日市市内の親族宅に滞在していたことから、四日市市もそれに関連した以下の記者発表を行いました。

 

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【四日市市発表分】

 患者の行動歴として、令和2年7月11日(土)に本人と子の2名が成田空港経由で入国し、四日市市内在住の親族宅に移動しています。


 当保健所として入国から本市滞在後、県内医療機関Aに移動するまでの期間における行動歴及び濃厚接触者調査を行い、7月11日(土)正午頃に親族が自家用車で成田空港まで本人と子を迎えに行っており、検疫所の指導に従い、途中の立ち寄りをせず、直接親族宅に到着し、その後は、医療機関への自家用車での移動を除き、親族宅内に滞在していたと確認しています。


 なお、市内における濃厚接触者は親族2名と特定されており、7月14日にPCR検査の結果、陰性であり、現在、健康観察を継続しています。

 

≪三重県報道資料提供≫

 新型コロナウイルス感染症患者の発生について(延べ51例目)

 7月14日、成田空港検疫所の検査で陽性が確認された子(空港検疫388例目)の濃厚接触者の方について実施した検査の結果が判明し、陽性が確認されました。
 

三重県内で新規の陽性が確認されたのは延べ51例目となります。

 

〇 患者情報
(1)年代  40代
(2)性別  女性(外国籍)
(3)居住地 愛知県
(4)職業  無職
(5)症状・経過
  5月28日(木)~6月5日(金) 新型コロナウイルス感染症によりペルーの医療機関へ入院
  7月11日(土)本人と子(10歳未満)の2名が、成田空港経由で入国。成田空港検疫所において、検査用検体を採取。
     12日(日)検査の結果、陰性を確認。子は陽性であったため、子の入院の付き添いで県内の医療機関Aに移動。
     13日(月)子の濃厚接触者として、検査用検体を採取。
     14日(火)検査の結果、陽性を確認。県内の医療機関に入院済み。
  <現在の症状> なし

(6)行動歴
  7月11日(土)本人と子(10歳未満)の2名が、成田空港経由で入国。
  自家用車で、四日市市内の親族宅に移動。
  医療機関に入院するまでの期間中、外出なし。

(7)接触者調査
  接触者の方は親族7名(三重県在住者2名、愛知県在住者5名)が特定されています。
  接触者の方全員の検査を実施し、結果はすべて陰性でした。
  なお、接触者については、すべて検査を終了しています。

※「医療機関A」等のアルファベット表記は頭文字ではありません。また、事例ごとの医療機関A、B等は同一の医療機関を指すとは限りません。
※報道機関の皆様へ
 本患者様およびその他ご関係者様の人権の尊重および個人情報保護、勤務先等の風評被害防止について、ご理解とご配慮をお願いいたします。

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 今回の感染者は、四日市市内の親族宅に一時滞在しましたが、成田空港からや、県内医療機関への移動含めて、途中の立ち寄りも行っておらず、親族宅以外に四日市市での行動歴はありません。

 

 濃厚接触者と特定された親族2名においてもPCR検査を実施しており、既に陰性が確認され、健康観察に入っています。

 

 また、他の市内の濃厚接触者は存在しません。

 

《四日市市HP》

https://www.city.yokkaichi.lg.jp/www/contents/1594802615252/index.html