7月2日、四日市市では、新型コロナウイルス感染症に関する『四日市市独自の緊急支援対策~第4弾~』を含む、令和2年度補正予算案が議会で可決されました。

 

 『四日市市独自の緊急支援対策~第4弾~』では、新型コロナウイルスの影響を乗り越える為に新たな販路開拓やビジネス環境強化を図る中小企業や小規模事業者を対象としたIoT、ITの導入等に関する投資を支援する『中小企業IoT等活用促進事業』『小規模事業者持続化サポート補助事業』『中小企業IT導入サポート補助事業』を盛り込んでいます。

 

 日本有数の産業都市である四日市市においても、新型コロナウイルス感染症による影響で、地域産業が大きなダメージを受けています。

 

 こういった背景から、市内の中小企業や小規模事業者が、アフターコロナにおいても高い競争力を確保していける様に、IoTやITの導入等の投資を促進し、ビジネス環境の強化に繋がる支援策となっています。

 

◆『中小企業IoT等活用促進事業』

 生産性向上等のため、IoT、AI、ビッグデータの導入に取り組む中小製造業者を支援する為に四日市市が実施する「中小企業IoT等活用促進事業補助金」の対象範囲を拡充し、在宅勤務等を可能とするテレワークや非対面型ビジネスモデルの導入を加えます。

 

 新型コロナウイルス感染症の拡大防止及び緊急時における事業継続、非対面型ビジネスモデルへの対応等デジタルトランスフォーメーションに向けた、企業ビジネス環境の強化を支援します。

 

 補助金額は、1事業者あたり対象経費の2/3以内で、100万円を上限とします。

 

≪関連HP≫

https://www.city.yokkaichi.lg.jp/www/contents/1001000001352/index.html

 

◆『小規模事業者持続化サポート補助事業』

 国の小規模事業者持続か補助金を受けた事業者に対し、上乗せして補助を行うことにより、新型コロナウイルス感染症が事業環境に与える影響を乗り越えるために前向きな投資を行いながら販路開拓等に取り組む市内事業者を支援します。

 

 国の小規模事業者持続化補助金を受けた市内の小規模事業者で、事業を開始する日から令和3年3月31日までに支払った経費から国の補助金額を除いた経費について補助を行います。

 

 補助率は、それぞれの類型で異なっており、1事業者あたり1/2~2/3の補助率で25万円を上限とします。

 

≪関連HP≫

https://www.city.yokkaichi.lg.jp/www/contents/1593680603925/index.html

 

◆『中小企業IT導入サポート補助事業』

 生産性の向上に資するITツールの導入を支援する国の「IT導入補助金」を受けた中小企業・小規模事業者等に対し、上乗せして補助金を行うことにより、新型コロナウイルス感染症が事業環境へ与える影響を乗り越えるために前向きな投資を行う中小企業・小規模事業者を支援します。

 

 国の「IT導入補助金」を受けた市内の中小企業・小規模事業者等で、事業を開始する日から令和3年3月31日までに支払った経費から国の補助金額を除いた経費について補助を行います。

 

 1事業者あたり1/2の補助率で100万円を上限とします。

 

 

 現在、四日市市役所商工農水部商工課で、上記の申請受付を行っていますので、ご不明な点がありましたら、担当課までお問い合わせ下さい。

 

 四日市市では、地域の産業を守る為に、市内の中小企業・小規模事業者に対して、きめ細やかな支援策を用意していますので、是非ともご活用下さい。

 

 オール四日市で、この新型コロナウイルスの困難を乗り越えていきましょう。