5月19日に可決された新型コロナウイルスへの対応に関する350億円規模の「5月補正予算」では、『水道基本料金の半年間無料化』『飲食店応援 さきめし券補助金』『テナント賃料減免等支援補助金』などの四日市市独自の緊急支援対策を数多く盛り込みました

 

 これまでも、ブログ等で各施策の紹介をしてきましたが、今回は市民の皆さんの健康や命を守る為の「感染拡大防止対策」について紹介します。

 

 感染拡大防止対策の基本的なものとして、小中学校や高齢者施設、保育園、幼稚園等への不織布マスクをはじめとする消毒液やハンドソープ、非接触型体温計等の保健衛生用品を確保し、それぞれに配布しています。

 

 また、三重県内において四日市市特有のものとしては、保健所関連の予算があります。

 

 新型コロナウイルス感染症については、それぞれの保健所が帰国者・接触者相談センター等を設置し、日々対応にあたっています。

 

 四日市市は、県内で唯一保健所を市が設置していることから、新型コロナウイルスに関する市民からの相談対応や検体採取、感染者の把握、健康観察等は四日市市が直接行っています。

 

 そういったことから、四日市市保健所における「PCR検査に要する経費」や保健師及び看護師の雇用やコールセンター設置等の「感染症相談体制の拡充」に係る経費等の予算措置も行っています。

 

 そして、今後も必要になる保健所や市内医療機関等で使用する医療用マスク、手袋、防護衣等の確保も積極的に実施しています。

 

 加えて、新型コロナウイルス感染症の患者等の救急搬送は、消防本部が行うこととなるため、「陰圧装置付隔離型搬送資機材(アイソレーター)」「除染資機材(オゾンガス発生器)」等の購入も行っております。

 

 新型コロナウイルスへの対応は、今後もその時々の状況を見極めながら、即時に効果的な施策を実施していく必要があります。

 

 現在も市民の皆さんから、様々な声が寄せられています。

 

 追加の新型コロナウイルスへの緊急支援対策については、現在行われている6月定例月議会にて提案していく予定ですので、四日市市独自の更なる支援策を近々発表させて頂きます。

 

 新型コロナウイルスへの対応は、一旦落ち着いては来ましたが、その影響は様々な分野に及び想像以上に大きなものとなっています。

 

 市役所職員一同、常に緊張感を持ち、市民の皆さんの生活をしっかりと守っていくという思いの下、適時適切な施策を展開していきます。