本日、国から「北勢バイパス」と「中勢道路(中勢バイパス)」を結ぶ『鈴鹿四日市道路』の新規事業化が発表されました。

 

 現在、整備が進められている「北勢バイパス」「中勢道路(中勢バイパス)」を結ぶ『鈴鹿四日市道路』は、これまで国から事業化の指定を受けておらず、未事業化区間となっていましたが、この度、国が新規事業化を決定しました。

 

 『鈴鹿四日市道路』は、国道1号、国道23号と並走する南北幹線道路となり、北勢地区と中勢地区を結ぶダブルネットワーク機能が期待出来ます。

 

 国道1号、国道23号の渋滞緩和等による鈴鹿市以南からの四日市港への輸送時間の短縮等、企業活動の生産性が向上するほか、大規模災害発生時のリダンダンシーの確保に寄与し、経済面、防災面において大きな効果が見込まれます。

 

 これまで、四日市市は鈴鹿市と共に鈴鹿四日市道路建設促進期成同盟会を結成し、三重県、国会議員の皆様のお力添えを頂き、国土交通省への『鈴鹿四日市道路』の新規事業化の要望活動を続けてきました。

 

 その要望が、新規事業化という形で決定されたこと、心から嬉しく思っています。

 

 今後も早期の整備に向けて、『北勢バイパス』と共に力を入れて取り組んでいきます。

 

 以上を踏まえて、市長コメントを発表しました。

 

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【市長コメント】

 一般国道23号線鈴鹿四日市道路について、本日、国道交通省から令和2年度予算での新規事業化が発表されました。

 

 四日市市では、これまで関係国会議員や三重県、鈴鹿四日市道路建設促進期成同盟会、北勢バイパス建設促進期成同盟会と共に、鈴鹿四日市道路の必要性を訴えてきました。

 

 そのような中で、今回の新規事業化により北勢バイパスと合わせ、国道1号、国道23号とのダブルネットワーク化が図られ、また南北幹線道路の整備に向けて大きく前進したこととなり、誠に喜ばしい限りです。

 

 南北主要幹線道路のダブルネットワーク化により、渋滞の減少や災害時・交通事故等による通行止め時の代替経路の選択が可能となり、さらに安定的な物流交通の確保及び四日市港の更なる発展が期待されます。

 

 今回の事業化に際し、御尽力頂きました国、県、関係国会議員の皆様に心よりお礼申し上げます。

 

 四日市市としては、今後も国や県、そして地域関係者とも緊密に連携し、円滑に事業進捗が図られるよう全力で協力して参ります。

 

令和2年3月31日

四日市市長 森 智広

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