四日市市では、公立小中学校の臨時休校は3月5日(木)からとなっています。

 

 現在、保護者が仕事を休めない場合に、低学年や特別支援学級等に在籍する障害のある児童生徒が自宅等で1人で過ごすことの無い体制の整備に向けて、市役所挙げて各関係者との調整にあたっています。

 

 金曜日からの調整の結果、市内の59の学童保育所、37の放課後デイサービスの全てで、3月5日(木)から、長期休暇時の体制である終日等の運営体制の確立に目処が付きました。

 

 当初、学童保育所の終日運営の体制の構築には人材確保が大きな課題でしたが、各事業所の努力や市としても非常勤講師等のサポート体制を整え、課題の解消となりました。

 

 また、学童保育所に対しては、人的なサポートに加え、必要に応じて学校の施設利用についても支援する方針の下、調整を行っています。

 

 そして、28日以降、市内の学童保育所に受け入れの問い合わせが、数多く寄せられており、学童保育所に預けられないケースも一定数想定される事から、現在、市内全ての小学校において、全児童を対象とする休校中の過ごし方調査を実施しています。

 

 本日、調査票を全児童に配り、各家庭で休校中の過ごし方を記載して頂き、明日、調査票を回収し、個別対応が必要な子ども達を把握し、対象者は学校が個別で相談させて頂くことになります。

 

 本日欠席された児童については、個別での対応をさせて頂いております。

 

 全ての児童の休校中の過ごし方を把握する事で、取り残される子ども達が発生しない体制を構築しています。

 

 今回の新型コロナウイルス感染症対策としての公立小中学校の休校への対応は、子どもの事を第一に考え、出来る限りの方々に配慮していくという方針の下、四日市市独自の対応を取らせて頂いています。

 

 何卒、ご理解宜しくお願い致します。