昨年度(平成30年度)の四日市市の市税収納率は、全体で98.4%となり、一昨年度に引き続き2年連続で県下14市中1位となりました。

 

 四日市市は、一昨年度に17年振りに市税収納率県下1位に返り咲き、昨年度は更に収納率を上げ2年連続の県下1位となりました。

 

 また、市税収納率98.4%は本市においても過去最高水準の記録(昭和51年度に98.5%を記録)となります。

 

 市税収納の対象になる債権は、現年度分と滞納繰越分に分かれており、現年度分の収納率は99.4%と市で1位、滞納繰越分は37.9%で鳥羽市に次いで2位となっています。

 

 ちなみに、三重県14市の平均市税収納率は95.8%、現年度分で98.9%、滞納繰越分で27.8%と、四日市市の市税収納率が三重県平均を大きく上回っています。

 

 これも四日市市民の皆さんの納税に対する意識の高さが一つにあると言えます。

 

 この場にて、感謝を申し上げます。

 

 自治体は、納税によって市民サービスを提供する事が出来ています。

 

 言い換えると、適切な納税が行われないと行政運営に支障をきたすことになります。

 

 そして、納税は国民の義務です。

 

不適正な動機による滞納や課税逃れは許す訳にはいきません。


 四日市市役所も収納体制を強化し、逃げ得は許さないという意識を組織で共有しています。

 

 収納体制の強化により悪質な滞納債権が減少傾向にあります。

 

 市税債権に係る差し押さえの件数ですが平成29年度は1,400件に上り、近年件数が増加傾向にありましたが、平成30年度は974件と差し押さえ件数が大きく減少しました。

 

 差し押さえ件数が2/3程度になった一方で、収納率が向上するという効果が出てきています。

 

 今後も、更なる市税収納率の向上を目指し、納税に対する市民の皆さんの意識の醸成や逃げ得を許さないという強い姿勢で業務に取り組んでいきます。