今年5月に四日市商工会議所、四日市港利用促進協議会が主催で『四日市港の将来を考えるフォーラム』が開催されました。

 

 当フォーラムは四日市港の「機能強化」と「みなとまちづくり」をテーマにし、港湾会計者のほか、県選出国会議員、国土交通省等、約130人が参加する大きなものとなりました。

 

 四日市港霞ヶ浦地区においては、昨年4月に臨港道路 霞4号幹線、今年3月には新名神高速道路が開通するなど四日市港と背後圏とのアクセスが格段に向上し、利便性が高まっています。

 

 昨年には、完成自動車の輸出が再開され、また外貿コンテナ取扱量は過去最高を記録しました。

 

 そして石炭等のエネルギー原料をはじめとするバルク貨物についても今後増加が見込まれるなど物流面において活況を呈している状況で、今後一層の混雑が予想されます。

 

 こういった事から、物流における更なる「機能強化」が必要になっています。

 

 当フォーラムでは、霞ケ浦地区北埠頭の整備(北埠頭81号岸壁の新規事業化)を求める意見が官民から表明され、「四日市港の課題解決や更なる発展に向けて、新たな岸壁整備やふ頭再編などを要望していく」方針が示されました。

 

 これを受け、官民一体となった『四日市港霞ヶ浦地区北埠頭の整備を進める会』を組織し、10月7日に国土交通省に要望活動を実施しました。

 

 具体的要望事項は、上でも触れた様に、「霞ヶ浦地区北埠頭81号岸壁の新規事業化」です。

 

 四日市港にとって、霞ヶ浦地区北埠頭81号岸壁の整備は臨港道路 霞4号幹線に続く大きな事業になり、四日市市、三重県の産業振興そして四日市港の発展に資する重要なものとなります。

 

 今後も力強く国に対して新規事業化に向け、働き掛けや要望活動等を行っていきます。

 

<四日市港の将来を考えるフォーラム>

 

〈10月7日の青木国土交通副大臣への要望活動〉