私は、四日市市で整備が進められている「北勢バイパス」の建設促進期成同盟会の会長を務めております。

 

 今年度も「北勢バイパス」の早期整備に向けて、7月、11月に国(国土交通省、財務省)への要望活動を実施しました。

 

 『北勢バイパス建設促進期成同盟会』は、四日市市の他にも鈴鹿市、菰野町、川越町、朝日町が加盟しており、それぞれの首長や四日市商工会議所とが一丸となった要望活動を行っております。

 

 現在、四日市エリアの国道1号線、23号線の慢性的な渋滞が市民生活や地域経済に大きな影響を及ぼしています。

 

 国道1号線、23号線の渋滞緩和の大きな解決策とされている「北勢バイパス」の早期整備を実現させていかなければなりません。

 

 当該整備が市民生活の向上に加え、更なる企業進出、設備投資に繋がっていきます。

 

 現在「北勢バイパス」の工事は市道日永八郷線と国道477号の区間に入っており、坂部トンネルの掘削を行っています。

 

 坂部トンネルは、土被りが非常に薄いエリアが存在し、難工事となっています。

 

 『北勢バイパス建設促進期成同盟会』としては、現在の坂部トンネルの掘削工事に目途を付けて頂き、国道477号線までの開通見通しを早期に公表して頂きたいと考えています。

 

 それとは別に、今年度「北勢バイパス」整備に関連し、新たな動きも出てきました。

 

 「北勢バイパス」と「中勢バイパス」とを結ぶ「鈴鹿四日市道路」の整備促進に向けて末松鈴鹿市長を会長に『鈴鹿四日市道路建設促進期成同盟会』が9月に発足しました(私は副会長に就任)。

 

 10月には、知事、鈴鹿市長、津市長、三重県トラック協会会長と共にシンポジウムも行いました。

 

 「鈴鹿四日市道路」は、未だ事業化された区間では無い為、今回の国への要望の際に来年度の早期事業化を要望しました。

 

 これまで、「北勢バイパス」は北側からの整備という流れではありましたが、「鈴鹿四日市道路」が事業化すれば南側からの整備も期待出来、全線開通が早期化することになります。

 

 今後も「北勢バイパス」「鈴鹿四日市道路」の早期整備に向けて近隣の自治体や関係者と連携を図りながら、力強く取り組みを進めていきます。

 

〔鈴鹿四日市道路シンポジウム〕

 

〔和田政務官への要望〕