四日市市は、今年4月に電動キックボードのシェアリングサービス事業を展開する株式会社Luupと「電動キックボードの実証実験に関する連携協定」を締結しました。

 

 4月の協定は、浜松市、奈良市、埼玉県横瀬町、多摩市と共に計5市町と(株)Luupとの締結となり、電動キックボードのシェアリングサービスについて国内初の協定締結となりました。

 

 欧米では既に実用化されている国もある電動キックボードですが、日本では法規制等の課題があり実用化されていません。

 

 一方で、四日市市は街のにぎわいの創出に向けて、街中の回遊性の向上を図っていきたいという課題を抱えています。

 

 街中の回遊性の向上については、公共バスの自動運転にも期待をしていますが、それに加えて電動キックボードも大きな可能性があると考えています。

 

 今回の協定は、電動キックボードのシェアリングサービスの実用に向けて多くの意見を収集したい(株)Luupに四日市市が実証実験等で協力していくというものです。

 

 既に、多摩市、浜松市、福山市で実証実験が開始されていますが、この度四日市市でも準備が整った為、実証実験を行うこととなりました。

 

 11月24日(日)に四日市市民公園にて「第15回 四日市よさこい祭り」が開催されますが、その会場の一角にて(株)Luupが『電動キックボードの実証実験』を実施します。

 

 時間は、11~14時の3時間で、12~70歳の方を対象に実際に電動キックボードに乗車頂き、アンケートに答えて頂きます。

 

 東海3県では初の『電動キックボードの実証実験』となります。

 

 ちなみに、私も何度か電動キックボードに乗りましたが、思った以上に簡単に乗ることが出来ます。

 

 是非、多くの方に将来新たなモビリティになる可能性のある電動キックボードを経験してもらい、多くのご意見を頂ければと思います。

 

 今後も四日市市は、新たな技術や取り組みに積極的に関わっていきます。