昨年1月からの大規模改修工事が完了し、10月1日から「四日市市文化会館」がリニューアルオープンしています。

 

 今回の大規模改修工事の主なものは吊天井崩落対策工事であり、東日本大震災において劇場やホールの吊天井が崩落して甚大な被害が発生したことから、四日市市文化会館においても安全対策が課題となっていました。

 

 今回の工事により、第1ホールと第2ホールの吊天井を撤去し、建物と一体化した耐震天井への改修工事を行いました。

 

 この安全対策に加え、両ホールのカーペットを更新し、第1ホールのおいては全ての座席を新しいものとしました。

 

 加えて、ご要望の多かった第1ホール、第2ホール、第4ホール前のトイレを全て洋式化し、温水洗浄便器付きトイレとしました。

 

 更に、第1ホール、第2ホール共に、音質向上に繋がるプロセニアムスピーカーの更新や天井の改修は音響面でも高い品質を提供出来るものとなっています。

 

 その他、第1ホールホワイエのシャンデリアの撤去による天井改修の安全対策や絨毯のタイルカーペットへの変更やLED化等の対応を行っています。

 

 今回の大規模改修工事によって、四日市市文化会館の安全性、利便性、快適性が格段に向上しています。

 

 また、今回のリニューアルオープンを記念して、四日市市文化会館では10~11月に掛けて多くの記念公演を行っております。

 

《四日市市文化会館HP》

https://yonbun.com/performance

 

 四日市市文化会館は、今後も引き続き本市の文化芸術活動の拠点として重要な機能を担っていきます。

 

 多くの市民の皆さんに今後も、安全性、利便性、快適性が向上した四日市市文化会館をご利用頂ければ幸いです。