平成27年3月に開館した『四日市公害と環境未来館』にて、外国からの来館者が年々増加しています。

 

 現在、当館は5年目に入っており、全体の来館者は年間5万人程度に落ち着いてきている一方で、外国人の来館者は右肩上がりで伸びています。

 

 実質的に1年目となる平成27年度が353人であった外国人来館者が、平成28年度は373人、平成29年度は705人、そして昨年度の平成30年度は787人となり、昨年度は初年度の倍以上となりました。

 

 既に約80の国から、『四日市公害と環境未来館』にお越し頂いており、中国等のアジアからの来館者が多くなっています。

 

 これは、海外から『四日市公害と環境未来館』が注目されている証で、外国でも当館の情報が口コミやメディアで知られるようになってきている様です。

 

 また、世界的にSDG'sへの取り組みが進められており、世界における環境意識の高まりもその一つの要因であると考えられます。

 

 これからも、『四日市公害と環境未来館』は四日市公害の歴史と教訓、そしてそれを市民・企業・行政の三位一体で乗り越え青い海と青い空を取り戻した四日市市の取り組みを積極的に国内外に発信していきます。

 

 また、この度、四日市市は大人向けの冊子となる『四日市公害のあらまし』を作成し、現在来館者に配布しています。

 

 これまでは、小中学生向けのガイドブック等は作成していましたが、一般向けは初めてとなります。

 

 この冊子『四日市公害のあらまし』は、当館のHPでもダウンロード出来ますので、お目通し頂ければ幸いです。

 

冊子『四日市公害のあらまし』

https://www.city.yokkaichi.mie.jp/yokkaichikougai-kankyoumiraikan/pdf/abstract.pdf