昨年度(平成29年度)の四日市市の市税収納率は、全体で98.0%となり、17年振りに県下14市中1位となりました。

 

 前回、市税収納率が1位であったのが平成12年度で、その後16年間、四日市市の市税収納率は県下2位でした。

 

 平成15年度から、14年連続でいなべ市が1位でしたが、平成29年度にいなべ市を抜くことが出来ました。

 

 また、市税収納の対象になる債権は、現年度分と滞納繰越分に分かれており、現年度分の収納率は99.3%と市で1位、滞納繰越分は35.7%で名張市に次いで2位となっています。

 

 ちなみに、三重県14市の平均市税収納率は94.3%、現年度分で98.7%、滞納繰越分で24.2%と、四日市市の市税収納率が三重県平均を大きく上回っています。

 

 これも四日市市民の皆さんの納税に対する意識の高さが一つにあると言えます。

 

 この場にて、感謝を申し上げます。

 

 また自治体は、納税によって市民サービスを提供する事が出来ています。

 

 言い換えると、適切な納税が行われないと行政運営に支障をきたすことになります。

 

 そして、納税は国民の義務です。

 

不適正な動機による滞納や課税逃れは許す訳にはいきません。


 四日市市役所も収納体制を強化し、逃げ得は許さないという意識を組織で共有しています。

 

 例えば、市税債権に係る差し押さえの件数ですが平成29年度で1,400件に上り近年件数を増加させており、悪質な滞納債権については強い姿勢で収納業務にあたっています。

 

 今後も、更なる市税収納率の向上を目指し、納税に対する市民の皆さんの意識の醸成や逃げ得を許さないという強い姿勢で業務に取り組んでいきます。