昨年の11月定例月議会において、「新図書館を含む中心市街地拠点施設整備事業における可能性調査検討経費」予算が可決されました。

 

 これまで、「新図書館を含む中心市街地拠点施設整備事業」は「市庁舎東側広場」を立地場所として想定し、基本計画までの策定が進んでいました。

 

 しかし、これまでの議論の中で、議会や市民からも立地場所について様々なご意見があり、このままの状況で「市庁舎東側広場」を立地場所として最終確定することは適切でないと判断しました。

 

 そして、立地場所最終確定に向け、より詳細な調査が必要と考え、可能性調査検討経費(立地場所を確定する為の調査費用)の予算上程を行いました。

 

 可能性調査は、全くゼロベースからの調査では無く、これまでの検討を踏まえ、現実的且つ、市民サービス向上に資する場所として3つの候補地に絞っています。

 

 3つの候補地は、「市庁舎東側広場」「近鉄四日市駅直結エリア」「JR四日市駅直結エリア」となっており、土地所有者でもある近鉄、JRにおいても調査を行う事に対して了承を得ています。

 

 今後、この3候補地で可能性調査を進め、今年の秋頃に新図書館の立地場所を確定していきます。

 

 3つの候補地いずれにおいても、近鉄四日市駅~JR四日市駅の間に位置しており、新図書館は中心市街地の一大拠点となります。 

 

 これまで、新図書館の立地場所について様々な議論がなされてきましたが、可能性調査検討経費予算が議会で認められたことにより、新図書館建設に向けて大きく動き出しました。