11月20日、近鉄百貨店四日市店は1~7階を改装し、グランドオープンを迎えました。

 

 私も19日に開催された「グランドオープン記念式典」に出席しました。

 

 当該規模の大改装は、平成19年以来、11年振りの実施となります。

 

 近鉄百貨店四日市店は、昭和35年の開店から三重県最大の百貨店として三重県、四日市市の商業に大きな貢献をしてきました。

 

 四日市市の中心市街地の顔でもある近鉄百貨店四日市店がグランドオープンを迎えた事、非常に嬉しく感じています。

 

 現在、中心市街地の歩行者流量はふれあいモールを中心に増加傾向にあります。

 

 夜の賑わいがその大きな要因ではありますが、その賑わいを昼間にもいかに波及させていけるかが大きな課題でもあります。

 

 そういった点からは、中心市街地の物販の強化や人が集える空間の提供等が重要なキーワードになります。

 

 今回の近鉄百貨店四日市店の大改装は、「大型専門店の導入」や「コミュニティ機能の強化」「地域共創活動」等のコンセプトを掲げられています(詳細は以下の通り)。

 

 「大型専門店の導入」では、東海地区最大の面積となる2,200㎡の『無印良品』が5階にオープン。

 

 「コミュニティ機能の強化」では、レンタルオフィスや貸会議室を7階に設置。駅直結のオフィスや会議室ですので大きな需要が見込まれます。

 

 更に、「地域共創活動」では、百貨店の考え方を超えて地域に密着し、地域のヒト・モノ・コトを通して生活者の方に寄り添った「集いの場」を提供。

 

 今回のグランドオープンが四日市市の活力に大きく繋がると期待をしています。

 

 市としても現在進めています近鉄四日市駅前整備事業をはじめ、各関係機関と連携を図りながら、引き続き中心市街地活性化への取り組みに力を注いでいきます。