「ゆるキャラグランプリ2018」にて、四日市市のマスコットキャラクター『こにゅうどうくん』が3位に入賞することが出来ました。

 

 当初の目標であった優勝は逃したものの、昨年の4位を上回る結果となりました。

 

 悔しさは残るものの四日市市の4位から、三重県の3位に躍進です!

 

 これもひとえに多くの皆様が、『こにゅうどうくん』そして四日市市を応援して頂いた結果です。

 

 本当にありがとうございました。

 

心から感謝を申し上げます。

 

 今回『こにゅうどうくん』は、多くの報道にて「組織票」と揶揄されました。

 

 以前のブログにも投稿しましたが、私としては市のマスコットキャラクターを市役所が応援するのは当たり前だと考えていますし、その中でも強制的な投票やお金を払った投票、機械による投票は一切ありませんでした。

 

 『こにゅうどうくん』の積み上がった得票は全て『こにゅうどうくん』そして四日市市を愛する方々の想いの詰まった票であり、胸を張れるものです。

 

 当初、事実と異なる過剰なまでの報道に胸を痛めていましたが、多くの市民やゆるキャラファンの方々から激励や応援のメッセージが届き、大変勇気付けられました。

 

 また、11月17,18日の東大阪市での決選投票においても現地投票で2位に入るなど、『こにゅうどうくん』の人気と多くの方から愛されていることを改めて認識しました。

 

 今回の「ゆるキャラグランプリ」の挑戦の大きな目的は、「シティプロモーション」と「まちの一体感の醸成」でした。

 

 まず、「まちの一体感の醸成」については、インターネット投票が開始された8月1日から日を追うごとに、『こにゅうどうくん』応援の輪が広がっていきました。

 

 『こにゅうどうくん』を応援する有志の団体が数多く立ち上がり、また各地域においても自治会の方々が中心となり『こにゅうどうくん』応援グループが誕生しました。

 

 市内には多くの『こにゅうどうくん』応援ポスターが貼られ、『こにゅうどうくん』が話題に上がることが増え、まち中に『こにゅうどうくん』が溢れました。

 

 多くの市民や団体・企業等を巻き込むことが出来、まちの一体感の醸成には大きな効果があったと捉えています。

 

 また、「シティプロモーション」については、様々な報道がなされましたが結果として各マスコミにおいて四日市市や『こにゅうどうくん』が大きく取り上げられました。

 

 ちなみに一連の報道後、四日市市観光協会にて販売している『こにゅうどうくん』グッズは軒並み売り切れとなっています。

 

 記録より記憶という点では、『こにゅうどうくん』は間違いなく全国区になれ、大きなシティプロモーション効果がありました。

 

 これからも、31万人の市民の皆さんと共に『まちの一体感の醸成』、『シティプロモーション』を積極的に展開していきます。

 

 今回の件で、様々なご批判を頂いている事も承知しておりますし、それらを真摯に受け止めております。

 

 出過ぎると打たれてしまう時代ですが、出ていかないと生き残れない時代でもあります。

 

 我々には四日市市の未来を切り拓いていく使命があります。

 

 失敗を恐れず挑戦し、改める所は改めて、次の挑戦に繋げていく。

 

 今後も、四日市市は前を向き、一つ一つの施策に全力で取り組み、挑戦し、しっかりと存在感を示していきたいと思います。

 

 最後に、一連の報道を受けて『こにゅうどうくん』を心配し、急遽京本政樹さんが決選投票の地に駆けつけて頂きました。

 

 『こにゅうどうくん』と京本さんは、7月に作成した四日市市のプロモーション映像で共演させて頂きました。

 

 そんなご縁で、わざわざ東京から東大阪までお越し頂きました。

 

京本さんの温かい気持ち、身に沁みました。

 

 ありがとうございました。

 

多くの方々に愛されている『こにゅうどうくん』です。

 

 『こにゅうどうくん』は今回で「ゆるキャラグランプリ」を卒業しますが、これからも、元気都市を目指し、四日市市と『こにゅうどうくん』は全力で駆け抜けていきます!

 

 皆さん、110日間に渡る『こにゅうどうくん』の最後の挑戦への力強い応援、本当に本当にありがとうございました!!

 

 未来に向かって、『1・2・3・四日市!』

 

〔日刊スポーツより〕