四日市市役所では、昨年8月に初めての試みとなる全職員を対象とした「職員アンケート」を実施しました。
「職員アンケート」は、正職員に加え再任用職員、嘱託職員、臨時職員も対象としており、四日市市役所(市立四日市病院や保育園、幼稚園等の本庁以外も含む)で働く職員全員を対象としています。
《参考ブログ》
【全職員へのアンケート実施!】4,226人の声を拾い四日市市役所改革、組織力の強化に繋げます!
⇒https://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12299736483.html
12月末に平成29年度の「職員アンケート」の中間取り纏めを行いました。
対象職員4,226人の内、回答者は3,934人と回答率は93.1%と非常に高いものとなりました。
調査項目は以下の通りです。
<選択方式>
◎職場環境について
◎仕事への意識・行動について
◎ワーク・ライフ・バランスについて
<自由記述方式>
◎ワーク・ライフ・バランス改善提案
◎新たに取り入れた方が良いと思う施策等
◎大きく見直し、止めるべきと思う施策等
◎シティプロモーションのアイデア
【職場環境】
「情報伝達や知識の共有」「人材育成」「チームとしての能力発揮」「明るく意見を言いやすい雰囲気」の全項目で、肯定的な回答が7割程度以上となりました。
中でも、「チームとしての能力発揮」「明るく意見を言いやすい雰囲気」では8割程度が肯定的な回答となりました。
【仕事への意識行動】
「やりがい、働きがい、充実感、満足感」「自らの目的意識」「市民・事業者の視点での取り組み」「社会や環境の変化に応じた工夫・改善」の全項目で、肯定的な回答が7割を超えました。
中でも、「自らの目的意識」「市民・事業者の視点での取り組み」「社会や環境の変化に応じた工夫・改善」では、肯定的な回答が8割を超えました。
【ワーク・ライフ・バランス】
「休暇の取得」については、十分取得できている・まずまず取得できているが6割強、もっと取得したい・まったく取得できていないが4割弱でした。
「現在の自身の総労働時間」については、もう少し長くても負担にならない・適度であるが6割強、やや負担に感じている・負担に感じているが4割弱でした。
この結果からすると、全体的な底上げを行いながらも、四日市市役所として職員のワーク・ライフ・バランスの充実について力を入れていかなければならないことが分かってきます。
更に、今後、職員の種類別でも回答の分析をし、現状を把握していきたいと考えています。
職員アンケートは、今回が初めての実施であるので今回のアンケート結果を基準として、今後改善に向けた取り組みを進めていきます。
自由記述については現在取り纏めを行っている途中ですが、職員の声が詰まったこの自由記述にこそ職場環境等の改善の大きなヒントが隠されていると私は考えています。
最終の取り纏めは3月になりますが、私自身も3,793件の意見全てに目を通して、来年度以降の取り組みに繋げていける意見をくみ上げていきたいと考えています。
現場を知る職員の声を、しっかりと四日市市役所改革、組織力の強化に繋げていきます。
今回の「職員アンケート」の結果は、最終取り纏めの段階で市のHP等で公開していきます。