1月4日、四日市市役所の通常業務がスタートしました。
それに合わせ、課長級以上の市職員を対象に「仕事始め式」を行い、市長としての年頭のあいさつを行いました。
以下に、あいさつの要旨を取りまとめました。
あいさつ自体は職員を対象にしているものですので、市民の皆さんが読んで頂くブログ用に少し言い回しを変えてあります。
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2018年は実質的に市長就任2年目の年になる。
31万人元気都市の実現に向けて、更なる取り組みを進めていく。
この想いを職員の皆さんと共有して2018年を盛り上げていきたい。
【四日市を選ばれるまちに】
四日市市が「選ばれるまち」となる為に、何をしなければならないか。
まずは、市民の満足度の向上が必要になる。
私は、四日市市は三重県No.1の都市、そして東海地区・全国でも有数の自治体であり、高い住民サービスを提供していると自負している。
しかし、高い住民サービスを提供していれば、それに応じて住民満足度が高まっていくとは限らない。
行政サービスの水準や他都市との比較の中での四日市市の優位性をしっかりと発信し、市民が理解してこそ住民満足度は高まっていく。
「四日市いいよね!」「四日市すごいやん!」という空気を積極的に作っていく必要がある。
その為に、2018年は、四日市市は『情報発信』にとことんこだわっていく。
情報発信を、広報広聴課だけに頼るのではなく各部署で自発的に取り組む。
ここでいう情報発信は、単なる情報の発信だけではなく、情報発信出来るコンテンツを各部署で積極的に創造していくことも含む。
つまりは、市民が知らない四日市市の素晴らしい点、誇れる点を継続的にそして大胆に発信し共有していく。
このことにより、『市民の誇りの醸成(四日市肯定感の向上)』につなげていきたい。
市民の皆さんが持っている四日市への想いを更に高いレベルに引き上げていきたい。
市民一人ひとりの四日市に対する意識を高めていくことで、大きく都市イメージを向上させていくことが出来る。
「四日市すごいな!」という言葉を沢山の方々から聞ける。
そして、沢山の市民が「四日市すごいだろ!」という言葉を発することが出来る一年にしていきたい。
【新しい取り組みへの挑戦】
新しい取り組みに積極的に挑戦してもらいたい。
日々の業務に追われている中、更にライフワークバランスの充実を目指す状況で新たな取り組みに割く時間を確保することが難しいと考える人も多いと思う。
四日市市役所は、昨年全職員に対してアンケートを実施し、600件以上の業務改善についての現場の意見を拾い上げた。
それらを参考に、時代共に重要性が低下した業務等については、徹底的にメスを入れて、業務のスクラップアンドビルドを力強く推し進めていき、市役所として新しいことに挑戦出来る環境整備も進めていく。
【市役所は一つのチーム】
私たちは一つのチーム。
一人で問題を抱えるのではなく、組織としてその困難を乗り越えていかなければならない。
不当な要求には屈しない、正直者が馬鹿を見ることをしてはいけない。
市民に胸を張れる対応を心掛けて欲しい。
不当な要求等があれば一人で抱え込まず、市役所全体で共有し立ち向かっていく。
2018年も市役所一丸となって『31万人元気都市四日市』を目指し、頑張っていきましょう。
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