2017年も本日で最終日となりました。

 

 2017年は四日市市長として実質的にスタートした年で、私にとっても非常に大きな一年になりました。

 

 先日の記者会見の際に「今年の心境を漢字一文字で表すと」との質問を受け、私は『駆』とお答えしました。

 

・「駆け出した一年」

 昨年の12月24日に市長に就任し、7つの基本方針を掲げ元気都市四日市を実現する為のスタートを切りました。

 

 そして、市制120周年の節目を迎えたこの1年をきっかけに、31万人の市民と力を合わせて新たな四日市市政を目指し、走り始めました。

 

・「駆け巡った一年」

 市長就任後、市内の現場を直接知る必要があると考え、市政課題を抱える現場視察を繰り返しました。

 

 また、地域力の向上という方針の下、4月から市内全地区を回る市長タウンミーティングをスタートしました〔現在23地区にて実施〕。

 

 更に、市役所の組織力向上という方針の下、市長と職員の一体感の醸成を目指し、市役所各部署の朝礼参加も1月からスタートしました〔現在103部署を訪問〕。

 

 加えて、市外においても全国施行時特例市市長会の副会長への就任や、国に対する要望活動等を積極的に重ねました。

 

 台湾への四日市港のポートセールスや、市内企業の海外進出に向けたベトナム・ハイフォンへの経済交流訪問も実施しました。

 

・「駆け足で過ぎ去った一年」

 市長就任1年目、体験する全ての事象が初めての事で、常に緊張感が張り詰め、瞬く間に過ぎていきました。

 

 また、出来る限り多くの経験を積もうと、スケジュールも可能な限り組み込み慌ただしい一年でした。

 

 こういった点から、2017年の私の心境を一文字で表すと『駆』としました。

 

 この1年間市長として四日市のまちを見てきて思う事は、四日市市の地方都市としての力強さを実感しましたし、必ず勝ち残れるポテンシャルを秘めたまちであるということです。

 

 2017年様々な取り組みを試みてきましたが、2018年は大きな政策意思決定を含め更なる発展を遂げる一年としていきます。