10月19,20日の2日間、米国ロングビーチ市ガルシア市長をはじめ港湾局関係者一団の四日市港、四日市市役所等を訪問がありました。

 

 ロングビーチ市は、全米第2位のコンテナ取扱い量を誇る港を有しており、今回の訪問は四日市港の視察・見学が主な目的でありました。

 

 四日市市は、ロングビーチ市と1963年10月に姉妹都市提携を行い、その後様々な交流を進めています。

 

①交換学生・教師の相互派遣

 昭和40年から隔年で相互に高校生2人と教師1人を夏休み期間に約3週間派遣し、一般家庭でホームステイを行っています。

 

②英語指導員招請

 昭和61年から毎年、ロングビーチ市から指導員を受け入れ、市内中学校での英語指導をはじめ、小学校や幼稚園で国際理解教育の推進を行っています。

 

③医療交流

 平成14年から市立病院の医師等を1~2週間、ロングビーチ市内の病院へ派遣し、視察研修を行っています。

 

④大学交流

 昭和63年に四日市大学とカリフォルニア州立大学ロングビーチ校が学術交流協定を締結し、夏季に四日市大学や四日市医療看護大学の学生を派遣し、語学研修等を行っています。

 

⑤地球環境塾

 平成20年から夏季に約1週間、姉妹・友好都市から学生を招いて、本市の学生とともに、地球環境問題について意見交換する機会を設けています。

 

 ロングビーチ市との交流は、四日市市民にとって他の自治体には無い非常に貴重な経験をもたらすものとなっています。

 

 こういった継続したロングビーチ市との交流が評価され、平成26年度に行われた「第9回自治体国際交流表彰」において総務大臣賞を受賞しています。

 

 この様に、様々な分野で四日市市とロングビーチ市とは密接な関係が構築されています。

 

 今回、ガルシア ロングビーチ市長と初めてお会いしたのですが、偶然にも39歳で私と同じ年齢、また市長就任の前には市議会議員を務めていたということで、境遇が似ていることから意気投合しました。

 

 ガルシア市長には、霞ヶ浦緑地にあるロングビーチ公園にて「記念植樹」を行って頂き、本市との友好関係を改めて確認をさせて頂きました。

 

 そして、来年2018年は、四日市市とロングビーチ市との姉妹都市提携55周年を迎えます。

 

 記念すべき55周年の年、更なる交流を深めて取り組みを進めていきたいと思います。