7月18日に、国への「北勢バイパス」要望活動を行いました。

 

 私は四日市市長として、現在四日市市で整備が進められている「北勢バイパス」の建設促進期成同盟会の会長を務めております。

 

 今回の『北勢バイパス建設促進期成同盟会』の要望活動のメンバーとして、他に末松鈴鹿市長、石原菰野町長、栗田朝日町長、城田川越町長、そして経済界からも種橋四日市商工会議所会頭に参加して頂けました。

 

 今回は、石井国土交通大臣にも直接お時間を頂き、要望活動が出来たことは大きな成果でありました。

 

 北勢バイパスは、中勢バイパス、南勢バイパスと比べると整備が非常に遅れていましたが、今年度国の当初予算において幅値(想定額:19~21億円)を大幅に超える23億5,000万円の予算を付けて頂き、本格的に動き出しています。

 

 市として、四日市市の慢性的な国道1号線、23号線の渋滞緩和や、更なる企業進出、設備投資に繋がる北勢バイパスの早期開通を実現していかなければなりません。

 

 現在北勢バイパスは市道日永八郷線と国道477号間の工事を行っており、今回の主な要望項目は、国道477号線までの開通見通しを早期に公表して頂きたいということです。

 

 工事は、名四カントリークラブ下のトンネル(坂部トンネル)工事に入っており、現在、土被りが非常に薄いエリアのトンネル掘削(難工事)に入っています。

 

 石井大臣からは、「坂部トンネル工事の進捗状況を見極めながら開通時期を公表していきたい。」とのご回答を頂きました。

 

 こういった地方の声を国に届けるという要望活動は、市長として非常に重要な取り組みであり、継続して実施していく必要があります。

 

 四日市市に大きな利益を及ぼす北勢バイパスの早期実現に向けて、着実に活動を進めていきます。