四日市市・四日市商工会議所からなる経済訪問団が、7月9~13日に掛けてベトナム「計画投資省外国投資庁」、ベトナム第三の都市「ハイフォン」を訪問しました。

 

 私は、当経済訪問団の団長を務めました。

 

 今回の訪問は、昨年8月に四日市市とベトナム「計画投資省外国投資庁」、「ハイフォン市」との間で経済交流に関する覚書の締結に基づく経済交流の一環となります。

 

 覚書締結は、経済成長が顕著なベトナムに四日市市の地元企業の海外進出の支援を目的にしています。

 

 経済交流に関する覚書では、四日市市は金融機関と連携し継続的にベトナムに関するセミナーの実施や経済訪問団派遣の際にはベトナム側の受け入れ協力、企業進出の際の連絡体制の構築及び定期的な情報交換等を約束するものとなっています。

 

 覚書締結後、四日市市では昨年の11月に「ベトナム進出セミナー」を実施し、製造業、銀行業、運輸業など幅広い分野から83名もの参加があり、ベトナム市場への関心の高さが伺えます。

 

 今回の訪問では、ベトナム計画投資庁外国投資庁のトゥン副長官、ハイフォン市人民委員会のトゥン委員長との意見交換が実現しました。

 

 また、現地進出の四日市市に本社をおかれている住友電装をはじめとする日系企業や現地の工業団地を訪問しました。

 

 ハイフォン市においては、海外投資における日系企業の進出割合が最も高く、日本に対する期待は大きいものがあります。

 

 今後、9月には四日市商工会議所主催で市内の商店街やイオンの協力の下「ベトナムフェア」も開催されます。

 

 地元企業の海外進出に繋がるように、今後もベトナム、ハイフォン市との緊密な関係構築に努めていきます。