4月20日、横浜港にてプリンセス・クルーズ社の『2017年日本発着クルーズ就航記念イベント』が行われ、その場で2018年に大型外国客船「ダイヤモンドプリンセス」の四日市港への寄港が発表されました。

 

 四日市港は、今回初めてプリンセスクルーズ社のプログラムに加えて頂き、「ダイヤモンドプリンセス」が2018年に5度も寄港することになります。

 

 また、ほぼ同タイミングでこちらも大型外国客船の「コスタ・ネオロマンチカ」が1月2日に四日市港への寄港を発表しました。

 

 これまで、四日市港は「飛鳥Ⅱ」「にっぽん丸」等の国内客船の寄港はありましたが、外国客船は初めての寄港になります。

 

 これまでの国内客船の定員規模は「飛鳥Ⅱ」が872名(乗組員約470名)、「にっぽん丸」が524名(乗組員約230名)であるのに対して、2018年から寄港が始まる2つの大型外国客船の定員規模は「ダイヤモンドプリンセス」が2,647名(乗組員約1,240名)、「コスタ・ネオロマンチカ」が1,894名(乗組員約650名)と、これまでと規模が大きく異なります。

 

 四日市港では平成23年から、四日市市、三重県、四日市商工会議所、四日市港管理組合の4者が主となり『四日市港客船誘致協議会』を立ち上げ、客船寄港の取り組みを進めており、今回の大型外国客船の寄港は、この『四日市港客船誘致協議会』の活動の成果といえます。

 

 近年、コンテナ船の大型化が進んでおり、四日市港でも大型船の受け入れ整備が進められており、その整備が今回の大型客船誘致につながったとも言えます。

 

 三重県で唯一の大型客船が寄港出来る港として、これから四日市港の可能性は限りなく膨らんでいきます。

 

 乗組員合わせて2,000~3,000人規模の客船が2018年に四日市港に6回寄港するチャンスを、四日市市はしっかりとつかみ取っていかねばなりません。

 

 如何に、地域経済の発展に結び付けていけるか、そして今後の四日市港の展望について今後のブログでも取り上げていきます。