四日市市は、火災出動や救急出動における現場到着時間の短縮を図る為、市内大字泊村に南消防署南部分署を開署しました。

 

 それを受け、4月8日に『四日市市南消防署南部分署』の開署式が行われました。

 

 本市では、「消防力の強化・消防救急体制 の充実」を重点的な施策と位置付け、消防署所の配置や出動範囲の適正化に取り組んできました。

 

  具体的には、「8 分消防 5 分救急」の実現に向け、救急車の出動指令から現場到着までの平均時間の目標を5分とし、消防署所の配置や出動範囲の適正化となります。

 

 今回の南部分署の開署によって、消防車、救急車の現場到着時間の短縮が図られる主な地区は、日永地区、四郷地区、内部地区となります。

 

■消防本部の試算(南部分署開署前⇒開署後の平均現場到着時間)

・日永地区:5分42秒⇒4分36秒

・四郷地区:8分24秒⇒4分24秒

・内部地区:7分12秒⇒5分12秒

 

 1分1秒を争う火災出動、救急出動の際の現場到着時間が大きく改善され、市民の命を救える可能性が一段と高まります。

 

 来年度には、四日市東インター付近に北部分署を開署予定です。

 

 この北部分署が開設されれば、市内の沿岸部・内陸部・西部地域にそれぞれ3ヵ所、計9ヵ所(中消防署、北消防署、南消防署、北西出張所、西分署、中央分署、西南出張所、南部分署、北部分署)の消防救急拠点が設置されることになります。

 

 市民の命を守る為の取り組みが確実に推し進められています。

 

今後も、安全なまちづくりに努めていきます。

 

《関連ブログ》

・【8分消防 5分救急を目指して】四日市市:新消防分署整備の方針!

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