7月4日、『小山田学童 ひまわり』の開所式に出席してきました。



 平成27年度から、小山田小学校区において市内43か所目の「学童保育所」がスタートしたのです。


 以前のブログでも取り上げましたが、現在四日市市内には38の小学校があり、学区内に学童保育所が無い小学校が「橋北小学校」「笹川東小学校」「小山田小学校」の3校でした。


 しかし、「橋北小学校」の生徒は『中央小学校区の学童保育所』、「笹川東小学校」の生徒は『笹川西小学校区の学童保育所』を徒歩圏内で利用出来る事から、学童保育サービスが受けられない小学校は実質的に『小山田小学校』だけでした。


 『小山田小学校』は、市内最後の学童保育空白地域だったのです。


 その小山田小学校区に悲願の学童保育所が誕生したのです。


四日市市の学童保育所のルールは民設民営であり、民間が設置し民間が運営していくというシステムの下成り立っています。


 私も議員になって、小山田地区の方々から多くの学童保育所を設置して欲しいという声を頂いていましたが、民設民営というルールがあるので議員がいくら頑張っても地元の方で声を上げる方がいないと学童保育所を設置することは出来ませんでした。


 そういった状況の中、私の中学校時代の同級生である平山君が声を上げ、中心になって『小山田学童 ひまわり』の開所に尽力されました。



 そして、今回の『小山田学童 ひまわり』の立ち上げは、驚くべきスピードで進められました。



 私が、平山君から学童保育所を設置したいという話を初めて聞いたのが昨年末で、そこから場所の確保、指導員の確保、ルールの整備等、通常1年くらい掛けて準備がなされていく工程をなんと3ヵ月程度で済ましたのです。


 その熱意と、地元小山田地区の皆様の協力体制には脱帽しました。


 それほど、地域の皆様も学童保育所を待望されていたのだと思います。


 こういった熱い想いや温かい気持ちがこもっている『学童保育所』の開設を本当に嬉しく感じま

す。 

 これで市内全域で、学童保育サービスが受けられるようになりました。


 今後、私も全力でサポートしていきたいと思います。


 ■過去の関連ブログ


・【四日市市の学童保育の実情】学童保育空白地域、小山田地区に学童保育を!~学童保育設置の動き~

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-11986355157.html


・【四日市市の学童保育の実情】小山田地区に学童保育を!②~立ちはだかる壁《施設確保編》~

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-11988454462.html


【四日市市の学童保育の実情】小山田地区に学童保育を!③ ~なぜ学校施設が使えないのか~
http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-11993543975.html