6月9日から、四日市市議会6月定例月議会一般質問がスタートします。


 私は以下の日時、項目で一般質問を行います。


【一般質問予定日時:6月9日(火) 11時10分~〔50分〕】


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1.保育要件緩和による待機児童急増にどう対応するか


2.上下水道局の危機対応について


3.『中核市移行』から本市の財政方針を考える

  ①なぜ中核市移行か

  ②中核市移行スケジュール

  ③財政的視点から見た中核市移行

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 今回のブログでは、二つ目の質問の『上下水道局の危機対応について』のアウトラインを書いていきます。


 四日市市民31万人の水道水は、四日市市上下水道局が供給を行っています。


 四日市市上下水道局は市役所の中の組織の一つではありますが、その会計は企業会計を採用しており市役所本体の会計からは切り離されて管理されています。



 大切な水である、水道水が濁ってしまったら・・・。


 火災の消火活動が近場で行われると水道水が濁るケースがあります。


 消火活動には水道水が利用される為、大きな火災になり消火活動に大量の水が使用される事になると、圧力の関係から水道水が濁るケースがあります。


 火災活動に伴う水道水の濁りは、年5~6回程度発生します。


 火災による消火活動に伴う水道水の濁りは仕方が無い現象だと思いますが、5月6日に八王子発生した火災の際の水道水の濁りは多くの市民の方々からご批判、ご不満の声が寄せられました。


 そもそも、火災の消火活動で水道水の濁りが発生する事が市民に皆様に周知されていないことに課題があります。


消火活動による水道水の濁りは非常時の対応である為、市民の皆様に理解を求めていかなければなりません。


 また、5月6日に上下水道局が行った広報手段についても不十分な点があった事も事実です。


 今回、上下水道局の行った広報活動は、広報車によるものだけでした。


影響エリアが広かった為に広報車のアナウンスに気付かなかった方も多くいました。


 一方で、HPやCTY等のメディアの活用はありませんでした。


当時、もっと出来ることは無かったのか。


 普通、水道水が濁って出てきた場合、その原因がはっきりしない限り、市民の皆様は不安に陥る事は明らかです。


 なかなか周知についても難しい点はあるのですが、今後こういったケースで同じ課題が残らない様、一般質問で当問題を取り上げ、今後の対応について掘り下げていきます。