4月26日に投票が行われた『2015年 四日市市議会議員選挙』において、新たに34人の市議会議員が選出され、今後4年間の市議会の顔ぶれが決まりました。
当選挙において四日市市議会の何が変わったのか、当ブログにおいて今一度、『2015年 四日市市議会議員選挙』を振り返っていきたいと思います。
今回の市議会議員選挙は、新人が18人立候補する大激戦の選挙でした。
若い世代の候補者も増え、30代の候補者が8名おり、6名が当選を果たしました。
私が初当選した2011年の市議会議員選挙は32歳の私が最年少で30代は4名当選しました。
そういった意味では、30代の議員が前回の4名から2名多い、6名誕生した訳ですから、若い世代の市議会議員が多く誕生したことになります。
しかし、全体を見ると30代の議員が増える一方で40代の議員の数が減り、60代の議員の数が増えているのです。
以下が、新しい四日市市議会議員の年齢構成です。()内は、2011年の選挙の際の数字です。
30代:6人(4人)
40代:6人(9人)
50代:12人(14人)
60代:8人(7人)
70代:2人(2人)
では、四日市市議会全体の若返りははかられているのでしょうか。
四日市市議会議員の平均年齢の推移をみてみます。
四日市市議会議員の平均年齢は、前回の2011年の選挙時で53.2歳だったのが、今回の2015年の選挙で、53.0歳と0.2歳若返ったことになります。
四日市市議会全体からするとそれほど大きな若返りははかれておらず、2011年の選挙時と同じ水準だと言えます。
全国自治体議会の直近の調査では、全国の議員の平均年齢は60.1歳となっているので、平均年齢が53歳程度の四日市市議会は従来から比較的若い議会ということになります。
若ければ良いという議論ではありませんが、毎日新聞の調査によると全国の地方議会をみてみると若い議会ほど条例可決数が多い傾向にあるなど、若い議会ほど活発な議会活動が行われているという一定の方向性が明らかになっています。
次回のブログでは、地方議会の平均年齢の違いによる活動内容の差について書いていきます。