今回のブログは、「三重県にJリーグチームは誕生するか!」をテーマとする第2弾となります。


前回のブログでは、三重県そして北勢地域におけるクラブチームの状況を書きました。


《参考》

三重県にJリーグチームは誕生するか! ~現状整理/四日市市は・・・~

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-11948340093.html


 まずは、三重県北勢地域においてJリーグ加盟の有力候補である2チーム『ランポーレ鈴鹿』『ヴィアティン三重』の直近の状況を整理しておきます。


 『ランポーレ鈴鹿』は、東海社会人サッカーリーグ1部に所属し、2014年は優勝しています。


 『ヴィアティン三重』は、2014年の三重県社会人サッカーリーグ1部で優勝を決め、東海社会人サッカーリーグ2部への昇格を果たしました。


 ちなみに、『ヴィアティン三重』は、東海社会人サッカーリーグ2部昇格後の12月9日に「ヴィアティン桑名」から「ヴィアティン三重」に名称を変更しています。


 この様に、各チームはJリーグ加盟に向けて着実に歩みを進めています。


 ただ、前回のブログでも書きましたが、Jリーグ加盟にはチームの強さ以外に大きなハードルがいくつか存在します。


 その一つにスタジアムの問題があります。


 Jリーグ加盟の際にまず入ることになるJ3ですが、そのJ3におけるスタジアムの必要最低限の観客席数が5,000席と決められています。


 この観客席数は、芝生等の席を含まず固定席として設置されている席をいいます。


 では、三重県北勢地域のスポーツ施設でこの5,000席の観客席数を満たす施設はあるのでしょうか。


 答えは、ノーです。


 三重県北勢地域でサッカースタジアムとして使用出来る主要な施設は以下の通りです。


・『三重交通鈴鹿の森 サッカー・ラグビー場』 観客席3,300席 全体12,000人収容


・『四日市市中央緑地陸上競技場』 観客席2,000席 全体10,000人収容


・『東員町スポーツ公園陸上競技場』 観客席2,000席 全体6,000人収容


 この様に、三重県北勢地域にはJリーグ加盟の最低基準である観客席5,000席を満たす施設はありません。


 Jリーグ加盟には、スタジアムの観客席というハード面の大きなハードルが存在するのです。


 次回のブログでは、行政の動きについて書いていきます。



【四日市市中央緑地陸上競技場】


【過去の関連ブログ】

・三重県にJリーグチームは誕生するか! ~現状整理/四日市市は・・・~

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-11948340093.html