現在、水沢では品評会に出す新茶の手摘みが行われています。


 水沢茶農協の声掛けで、市内外から新茶の摘み手さんを募集し、この時期に一斉に品評会用の新茶の手摘みを行うのです。


 昨日、同級生の『マルシゲ清水製茶』さんの手摘みの現場に足を運びました。



 品評会用のお茶は品質重視という事から、手で摘まれます。


手摘みには一芯二葉(一芽二葉)という言葉があり、一つの芽と二つの葉より上の部分を摘むのです。


下の写真が、一芯二葉の写真です。



 摘まれた新茶は、「茶業振興センター」に運ばれて製茶されます。




 一昨年、松阪で行われた「第65回関西茶品評会」の「かぶせ茶の部」において、水沢のかぶせ茶が、「農林水産大臣賞」「農林水産省局長賞」「社団法人 日本茶業中央会長賞」を独占し、市町村毎に与えられる産地賞においても「かぶせ茶の部」で四日市市が9年振りに1位を獲得しました。


 一昨年の様に、今年も良い成績を収めて欲しいですね。



 

 新茶の時期は、1年の中で1番水沢が活気を帯びる時期です。


 山や茶畑の新緑に囲まれる水沢の風景、新茶の手摘みの風景、私の好きな地元の風景です。


お時間のある方は、天気の良い日にふらっと水沢散策を楽しんでみて下さい。