四日市市議会は、2月12日より平成25年度2月定例月議会が始まります。


四日市市議会では、各定例月議会が始まる前に議員に対して『議案聴取会』が行われます。


その『議案聴取会』にて、各議員は定例月議会で審議される議案を知ることになります。


 2月定例月議会の開始にあたり、2月5日〔全議員〕、7日〔各常任委員会毎〕に『議案聴取会』が開催され、当議会の議案が明らかになりました。


 今回の議案説明を受け、私が感じた所は、子育て世代に配慮された予算であるという事でした。


 子育て・教育関係は私が副委員長を務める「教育民生常任委員会」の所管であるので、後日委員会審議の結果を詳しく当ブログでもご報告させて頂きますが、今回のブログでは『子ども医療費助成拡大』と『水ぼうそう、おたふくかぜ予防接種助成』について取り上げます。


■子ども医療費助成拡大


 これまで、四日市市では小学校6年生までの医療費(通院・入院)を助成対象としていました。


それを、平成26年4月から中学生の入院費まで助成対象に含めるというものです。


今回の医療費助成拡大は中学生の通院は含まれず入院に限る為、その影響額も年間350万円(100件)程度と小さいものですが、子ども医療費助成拡大については市民の皆様が四日市に住む事のメリットを感じて頂ける要素の一つであり、一定の評価が出来ると言えます。


■水ぼうそう、おたふくかぜワクチン接種助成 〔対象:満1歳~満4歳〕


 平成26年度から、任意接種である「水ぼうそう、おたふくかぜ予防接種」に対して、1回3,000円の助成を行うというものです。


 平成25年6月定例月議会において、四日市医師会から「水痘(水ぼうそう)・ムンプス(流行性耳下腺炎・おたふくかぜ)ワクチン接種費用の公費助成を求める請願」が提出され、四日市市議会は満場一致で当請願を可決しました。


《参考》6月定例月議会 教育民生常任委員会 予防接種の現状

矢印http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-11562260109.html


 そういった経緯もあり、来年度予算には1,600万円程度の枠で「水ぼうそう、おたふくかぜワクチン接種助成」が上がってきました。

 

 私の家でも、子供達に水ぼうそう、おたふくかぜワクチンを接種させましたが、共に8,000円程度した記憶があります。


 家庭としては大きな負担である事は事実です。


 現在、こども未来部に、これまでの水ぼうそう、おたふくかぜワクチンの接種状況を確認しておりますが、ワクチン接種助成により接種率の上昇が期待出来ます。


 「子ども医療費助成拡大」「水ぼうそう、おたふくかぜワクチン接種助成」共に子育て世代には朗報となる予算となっています。


 こういった内容の議案を2月12日から始まる2月定例月議会で、集中的に審議していく事になります。