6月17日、四日市市議会では「教育民生常任委員会」が開催されました。


6月定例月議会における教育民生常任委員会関連 補正予算案、議案及び請願の審議が行われました。


 今回の教育民生常任委員会では、『予防接種』に関連する補正予算案・請願等に多くの時間を割きました。


 今回の補正予算に『成人風しんワクチン等接種公費助成事業費』として、2,052万円が計上されています。


 現在、日本全国で風疹が大流行しています。


例年、風疹の患者数は数百人程度なのですが、今年はわずか半年で1万人を超えているのです。


 現在の子どもは「風疹の予防接種」を生後90ヶ月までに受けることになっており、ほとんどの子ども達が風疹の予防接種を受けていますが、以前は任意接種の時期がありました。


 現在20~40代の方は、子どもの頃の風疹の予防接種が任意であり、接種率が低い状況になっています。


 この事から、20~40代の世代中心に、風疹患者が増えているのです。


 妊婦が風疹にかかると、難聴・心疾患・白内障などの障害を持った赤ちゃんが出生する可能性があります。



本市における安心安全な出産・子育てを確保するという点から、三重県と四日市市は風疹の予防接種に対する助成を決めました。


 四日市市では、1回の予防接種に対して最大で5,000円の補助を受ける事が出来ます。


当助成は平成25年度末までの期限付きの助成であることから、20~40代の妊娠を予定、希望している女性の方はぜひ当予防接種を受けられる事をお勧めします。