四日市市教育委員会は、5月16日の定例会にて『三浜小学校』を『塩浜小学校』へ統合する考えを明らかにしました。

 

 5月下旬にも、両校の保護者や自治会代表らで構成される「準備委員会」が発足される見通しです。


 本市の小学校統廃合問題、昨年度決着した『東西橋北小学校』の統合に引き続き、今年度も大きな事案を抱える事になります。


 今回の『三浜小学校』の『塩浜小学校』への統合は、三浜小学校にて平成26年度に複式学級が発生する可能性が高まったことがきっかけとなっています。


 今年度に「東橋北小学校」「西橋北小学校」の統合がなされ、四日市市で最も生徒数の少ない小学校は「三浜小学校」となりました。


 三浜小学校の本年度の全校生徒は65人で、来年度2年生と3年生の合計が16人以下と予測されて複式学級の可能性が高まっています。


 *三重県教育委員会は、小学校1,6年生を除く、2学年で合計16人以下になった場合は複式学級になるという基準を設けています。


 ちなみに、平成25年度当初時点で生徒数が少ない四日市市の小学校上位5校は以下の通りです(参照:四日市市学校規模等適正化計画 平成24年度改訂版)。


1.三浜小学校  65人

2.中央小学校  162人

3.塩浜小学校  171人

4.小山田小学校 191人

5.水沢小学校 203人


 今回の統合は、最も生徒数が少ない学校と3番目に生徒数が少ない学校との統合となります。


 現時点で東西橋北小学校統合時の様な大きな問題は無いと認識していますが、通学路の安全対策等、今後様々な課題が上がってくるのが予想されます。


 小学校の統合問題は、今年度私が副委員長を務める『教育民生常任委員会』が主として取り扱う事になります。


 当問題についても、適宜市民の皆様に情報発信していきたいと考えています。