本日(9月10日)、平成24年度8月定例月議会の一般質問に立ちます。
私が今回通告した一般質問の内容は以下の通りです。
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1.地場産業~茶業振興について
(1)茶業と行政との連携
(2)地場産業を活かした観光施策を
2.ゴミ行政について
(1)収集体制の今後
(2)「学校、幼稚園」と「保育園」の違いとは
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今回のブログでは、二つ目の項目である『ごみ行政〔「学校、幼稚園」と「保育園」の違い〕』に関するアウトラインを書いていきます。
今後、私はごみ行政について、力を入れて取り組んでいきたいと考えています。
初回である今回は、「学校・幼稚園」と「保育園」のごみ収集の違いについて調査しました。
その結果、驚くべき実態がわかってきました。
まず、「学校・幼稚園」と「保育園」のごみ収集方法ですが、大半のごみの収集方法は同じですが、「事業系一般廃棄物のもやさなごみ」「再生ごみ」の2種類のごみについては収集方法が異なるのです。
具体的に書くと、『保育園』では現場の保育士や職員の方が南部埋立処分場等に自己搬入している一方で、『小中学校・幼稚園』では民間業者に委託しています。
『小中学校・幼稚園』の民間業者への委託費用は、平成23年度実績で1回収集、42,000円で年間213回行われ総額895万円にのぼります。
学校は大規模になる為一概に比較は出来ませんが、保育園で自己搬入している一方で幼稚園では業者委託しているという差はなんなのでしょうか。(幼稚園分のごみ収集費は、平成23年度で105万円です。)
ちなみに、平成21年度まで保育園でも当該ごみについて業者委託していたのですが、現場のコスト改善の一環で自己搬入に切り替えています。
また、当業ごみ収集業務は収集時に業者に写真提供を求めています。
平成23年度の当業務の写真を確認したところ、1回の収集がごみ袋3つ程度というケースが散見され、42,000円という金額を疑わざるを得ないものが沢山存在しました。
また、資金化可能な資源ごみについても「もえないごみ(埋め立てごみ)」と同様の1回の金額が42,000円で収集されているのです。
保育園では、職員等の自己搬入で、しかも資源ごみについては資金化され行政の歳入になっている訳です。
「一回の収集42,000円の妥当性」「資金化可能な資源ごみに関しても埋立ゴミと同様の値段設定」「保育園が自己搬入を行っている一方で幼稚園が業者委託を続ける理由」を今回の質問で問いたいと考えています。
更に、当該ごみ収集に関する契約が、年間900万円程度に上るのに『随意契約』で契約されていることも問題とみています。
四日市市は、「四日市市契約施行規則」において、50万円以上の契約は競争入札を行う必要があると定めているのですが、先ほども述べた様にこの契約は随意契約なのです。
平成23年度の当業務の請書(契約書)の全てを調べたところ、なんとこの契約はごみを収集するだけという内容にも関わらず、小学校、中学校、幼稚園毎に別々に契約されています。
さらに期間を細かく区切っての契約となっているのです。
その結果、全ての契約が50万円未満に抑えられているのです。
通常、年間900万円程度の業務であれば、スケールメリットも考え年間一括契約が通常です。
しかし、一括契約、競争入札が行われず、分割発注で随意契約になっているのです。
明らかに競争入札逃れの分割発注ではないでしょうか。
公平・公正な入札を行うという観点から、非常に問題がある契約だと思います
この部分についても、追求していきたいと考えています。
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ちなみに、私の一般質問は10日(月)15時~です。
四日市市議会HP〔http://www.kensakusystem.jp/yokkaichi-vod/index.html 〕とCTYで、生中継されます。
また、数日後に録画も四日市市議会HP〔http://www.kensakusystem.jp/yokkaichi-vod/cgi-bin4/ResultFrame.exe?Code=5fjfx2r8vulr8lmxj3 〕に掲載されるので、ぜひご覧下さい。